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【赤村観光ガイド】おすすめ定番スポット・グルメ・お土産特集
名前に「色」だけが冠された珍しい名前の自治体・赤村(あかむら)。明治時代以降、市町村合併を1度も経験しておらず、炭坑も発掘されなかったことから、130年以上にわたって自然美溢れる農村として息づいています。
そんな「日本の原風景が残る村」には、どこか懐かしい、ゆったりとした時間が流れています。
赤村ってどんなところ?
赤村は筑豊地域の東部に位置する自然豊かな農村です。村内にコンビニは1件も無く、信号機は3基だけ。霊峰・英彦山(ひこさん)に源流を発する今川を中心に風光明媚な田園風景が広がっており、今も昔も農業・特に米づくりが盛んな地域です。5月下旬~6月上旬に姿を見せるゲンジボタルは清流の里・赤村の象徴。街頭の少ない、人里離れた川沿いで、今や貴重となった幻想的な景色を生み出しています。
【人口】約2,840人(2024年10月31日時点)
【面積】31.98平方km
動画で赤村の魅力を知ろう
<赤村での楽しみ方➀>巨岩ファンや受験生の願掛け場所として話題の「落ちない岩」
赤村には自然がいっぱい。特に村南部に位置する岩石山(がんじゃくさん)ではトレッキングも楽しめます。登山道の途中、駐車場から20分ほど上った先に現れるのは、巨大な2つの岩に挟まれた「落ちない岩」。不思議なその巨石は、写真スポットとして、受験生の願掛け場所として、静かな人気を集めています。その昔、天女が現れ琴を弾いたという伝説を残す琴弾(ことひき)の滝は十津川の上流に位置。周辺の紅葉も重なり、穏やかな景色に癒されます。
<赤村での楽しみ方②>キャンプと温泉の後は地元産グルメでリフレッシュ
「幻の未成線」を走る赤村トロッコ油須原線の車窓に揺られ、明治時代から現役で使用されている駅舎・油須原駅で歴史に触れる。県内最大級の敷地を有する源じいの森でキャンプを楽しんだり、岩石山や戸城山への登山に挑戦してみたり、アウトドア好きにもぴったり。疲れた体は源じいの森温泉や、赤村の食材を楽しめる施設内のレストランでゆったりと。赤村特産物センターでは新鮮な野菜やお米をお土産に。食べて、癒され、自然に触れて・・・時間を忘れて楽しみませんか。
赤村の定番・観光スポット
赤村のイベント・お祭り
大内田神楽(毎年4月)
もっと見る「家が3件になるまで続けよーー。」江戸時代に流行った疫病から村を守ろうと、地元の人の手により360年以上も続いている伝統の神楽です。鬼と宮司の戦いを描いた物語や、盆に載せたお米をこぼさないように舞い上げる演舞など、多様な舞を披露します。4月最終土曜日に大内田研修センターでお披露目が行われています。
神幸祭(毎年5月)
もっと見る新緑に映える20m級の色鮮やかな山車が見どころの赤村の神幸祭。山車の前面に設けられた舞台で舞う、白化粧の「きやり取り」のかけ声に合わせ、50人もの引き手が手綱を握り、ゆっくりと神社に上る参道を進みます。400年超の歴史を有する、毎年5月4日~5日に開かれるお祭りです。
赤村で人気のグルメ・お土産
赤村牛100%の炭焼ハンバーグ
「日本の伝統である白御飯を、和×洋×フレンチの融合でおいしく楽しむ!赤村に上陸した新しい食のカルチャーを体験しよう」がテーマの源じいの森ほたる館にあるレストラン「モクモク」。赤村牛を100%使用した炭焼ハンバーグは口いっぱいにジューシーな肉のうま味が広がります。
米
赤村は周囲を山に囲まれた小盆地。古くから山々から流れ出す清らかで豊かな水と、肥沃な大地を生かしたお米が栽培されてきました。「有機農業モデルタウン」に県下で唯一指定されており、減農薬、減化学肥料栽培に取り組む農家の手により、おいしい味わいが守られ続けています。
赤村で楽しめる体験メニュー
源じいの森ファーム 農業体験
もっと見るタケノコ堀りやサツマイモ掘りなど、季節に応じた農業体験が楽しめます。経験豊富な源じいの森スタッフが優しくレクチャーします。収穫した農産物はお土産に。年間を通じて不定期に開催中です。源じいの森が所有する広大な畑で、さんさんと降り注ぐ太陽のもと、農作業を体験してみませんか。
赤村トロッコ油須原線
もっと見る往復3.8km、約30分間のゆったりとした旅を楽しめる観光用トロッコ。県内外から来客があり、長い時には3時間待ちができることも。自然の景色やトンネル内に飛び交うコウモリ、軽快な車掌トークで盛り上げるボランティアスタッフのがんばりが見どころです。3月~11月、月1回のペースで運行中。
これがおすすめ!赤村のふるさと納税
赤村を代表するふるさと納税返礼品をご紹介します。ぜひ返礼品選びの参考にしてください!
干し椎茸
原木椎茸・自然栽培にこだわった、ビタミンDやカリウム、食物繊維を豊富に含んだ肉厚&ぷりぷり食感の椎茸です。肉厚な椎茸を天日干し。昔ながらの製法で作った干し椎茸はうま味がたっぷり。椎茸をもどす際に出た濃厚出汁はそのままお料理に使えます。
養生豚
農林水産大臣賞を受賞した赤村の養豚場が提供するこだわりの豚肉。ブロックやこま切れ、スペアリブなど調理の幅もさまざま。ミネラル豊富な地下水を、備長炭でろ過した最高の飼料水をあたえ、赤村のゆったりとした自然のなかで育った豚は、抜群のうま味が特徴です。
赤村へのアクセス
■公共交通機関でのアクセス
・「行橋駅」から平成筑豊鉄道田川線「赤駅」まで約50分
・「直方駅」から平成筑豊鉄道田川線「赤駅」まで約60分
■車でのアクセス
・九州自動車道「福岡IC」から約60分
・九州自動車道「小倉南IC」から約40分
・大分自動車道「筑後小郡IC」から約90分
・東九州自動車道「行橋IC」から約30分