筑後市観光ガイド【筑後エリア】-1

【筑後市観光ガイド】おすすめ定番スポット・グルメ・お土産特集

福岡県南部に位置する筑後市(ちくごし)は、恋愛成就のパワースポット「恋木神社」をはじめ、ハートあふれる「恋のくに」。歴史ある寺社や緑豊かな「筑後広域公園」、「船小屋温泉」など、見どころも満載です。
そんな筑後市の観光に欠かせない定番スポットやグルメ、お土産情報を紹介します。


筑後市ってどんなところ?

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筑後市は、筑後平野の中央に位置する田園都市。南部には矢部川が流れ、肥沃な土壌に恵まれています。温暖な気候と恵まれた水を利用して、古くから米や麦、ぶどう、梨、八女茶をはじめとする農業が盛ん。また、交通の利便性を生かして製造業などさまざまな事業所が拠点を構えています。市の中心部や郊外には小売店が営業し、お買い物にも便利!豊かな自然環境と都市機能がバランスよく整備されています。
九州新幹線「筑後船小屋駅」や、福岡ソフトバンクホークスのファーム「HAWKSベースボールパーク筑後」の開業などをきっかけに新たな流入が生まれ、今後の発展も期待されるエリアです。

【人口】約49,190人(2024年10月末日時点)
【面積】41.78平方km


動画で筑後市の魅力を知ろう


<筑後市での楽しみ方➀>自然がいっぱい!温泉やスポーツで心身ともにリフレッシュ

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緑豊かな筑後市では、さまざまなスポーツやレジャーを楽しむことができます。矢部川沿いに広がる「県営筑後広域公園」には、広大な芝生広場やフラワーゾーンがあります。また、サッカーやラグビー、野球ができる球技場や多目的広場はもちろん、テニス、ゲートボール、スケートボードなどの専門施設も備わっています。散策やジョギングにもおすすめで、愛犬と一緒に走り回れるドッグランも完備。さらに、健康遊具や子どもが遊べる多目的遊具も点在しています。
園内には入浴・食事・宿泊ができる「筑後船小屋 公園の宿」や、日帰り温泉施設「川の駅 船小屋 恋ぼたる」もあり、日本有数の炭酸含有量を誇る船小屋鉱泉場も隣接。運動後には温泉で汗を流し、心と体を癒してはいかがでしょうか。


<筑後市での楽しみ方②>古くからの歴史や伝統・文化を体感しよう

歴史と文化が息づく筑後市。太宰府天満宮に次ぐ九州二大天満宮のひとつ「水田天満宮」や、その末社として鎮座し恋命を祀る「恋木神社」、くぐり抜けるとご利益があると言われるミニ鳥居を備えた「粟島神社」、県内で2番目に古い眼鏡橋や鬼の修正会で有名な「熊野神社」、さらに人気漫画の聖地となっている「溝口竈門(かまど)神社」など、名高い寺社や史跡が数多く存在しています。これらの寺社では特色ある伝統行事が受け継がれ、多くの参拝者を魅了しています。
また、藍染手織の「久留米絣」や筑後の名陶「水田焼」、郷土玩具「赤坂人形」といった伝統工芸品も受け継がれており、「九州芸文館」や「筑後市郷土資料館」では、芸術と文化、郷土史にふれることができます。


筑後市の定番・観光スポット

  • 恋木(こいのき)神社

    恋木(こいのき)神社

    鎌倉時代中期に水田天満宮の末社として建立された、日本で唯一「恋命(こいのみこと)」を祀る神社。恋愛成就や良縁を願う参拝者が多く訪れます。ハート型の陶板が敷き詰められた「恋参道」や絵馬、お守りなど、境内にはハートをモチーフにした可愛らしいアイテムがたくさん!「良縁成就祭」や「恋むすび祭」などのイベントも開催され、恋愛のパワースポットとして注目を集めています。

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  • 船小屋鉱泉場

    船小屋鉱泉場

    船小屋温泉郷の中心部に位置し、明治時代の派出所をモデルにしたレトロ調の建物が特徴です。隣には休憩できる東屋もあります。「砂糖を入れたらラムネになる」と言われるほど高濃度の炭酸泉は、鉄分も豊富。飲用すると消化器病・貧血・便秘などに、入浴すると神経痛・筋肉痛・関節痛などに効果があると言われています。無料で飲むことができ、県外からも多くの人々がこの鉱泉を汲みに訪れます。

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  • 県営筑後広域公園

    県営筑後広域公園

    筑後船小屋駅を中心に、東西約4kmにわたって広がる公園です。多彩な花々が咲き乱れる「体験エリア(通称フラワーゾーン)」、テニスコート、ゲートボール場などを有する「スポーツゾーン」、国の天然記念物に指定されている大クス林や源氏ボタルなどの自然遺産を保全する「環境保全・学習ゾーン」などを整備。バーベキュー広場や日本最大級のBMXパークもあり、豊かな緑の中でさまざまな体験が楽しめます。

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  • HAWKSベースボールパーク筑後

    HAWKSベースボールパーク筑後

    福岡ソフトバンクホークスのファーム施設。約3,000人収容のメインスタジアム「タマホーム スタジアム筑後」は、スタンドから選手をはっきりと間近で見られる距離感が特徴です。ほかにもサブグラウンド、屋内練習場、クラブハウス、選手寮など本格的な環境が整えられています。試合がある日は筑後市などの物産展を楽しめるほか、筑後限定のホークスグッズも購入できます。

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筑後市のイベント・お祭り

  • 久富盆綱曳き(毎年8月14日)

    久富盆綱曳き(毎年8月14日)

    約400年前から続くお盆の伝統行事。鬼に扮した地元の小学生たちが全身をススで真っ黒に塗り、ワラで編んだ角と腰ミノを身につけて、直径約30cm、長さ約20m、重さ約400kgの大綱を曳き、「わっしょい!」の掛け声とともに練り歩きます。地獄に落ちた亡者たちを極楽浄土に招こうという施餓鬼行事で、県の無形民俗文化財に指定されている奇祭です。

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  • 水田天満宮千燈明花火大祭(毎年8月25日)

    水田天満宮千燈明花火大祭(毎年8月25日)

    県の無形民俗文化財で、約700年の歴史を持つといわれる天満宮の夏祭り。帆立の貝殻などに菜種油を注いだ1,000個の灯明を楼門や鳥居の形にあわせて並べ、豊作と家内安全を祈願します。無数の灯が夜空に美しく浮かび上がり、境内は幻想的な雰囲気に。子どもたちがハチマキとさらしで練り歩く「裸ん行」や多彩なステージイベントも行われ、夜には花火が打ち上げられます。

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  • ちっご祭(毎年10月)

    ちっご祭(毎年10月)

    筑後広域公園芝生広場一帯で開催される筑後市最大のお祭りです。地元グルメがずらりと並ぶ模擬店エリアや、子どもが大好きな「はたらく車」が大集合!ステージでは地元団体を中心としたダンスやブラスバンド、和太鼓などのパフォーマンスが行われます。フィナーレには花火も打ち上がり、一日中楽しめるイベントが盛りだくさんです。

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  • 水田天満宮稚児風流(毎年10月25日)

    水田天満宮稚児風流(毎年10月25日)

    水田天満宮の神幸祭に奉納される神事芸能。600年以上の伝統をもち、笛や太鼓の音から「ドンキャンキャン」とも呼ばれる祭りです。子どもたちが主役となり、シャグマや陣羽織を身につけて踊りながら太鼓を叩き、町内を練り歩きます。天下泰平・五穀豊穣を祈願するもので、県の無形民俗文化財に指定されています。

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  • きせる祭り(毎年12月13日)

    きせる祭り(毎年12月13日)

    30cmほどに切った青竹で作った「きせる」で、刻みタバコを吸うユニークな祭り。戦国時代の故事にならった伝統行事で、先人の苦労を偲び、五穀豊穣と子孫繁栄を祈るため大切に受け継がれています。氏子たちが払い水やほうき、天狗のお面、のぼりを持って竈門(かまど)神社まで練り歩き、神事が執り行われます。

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  • 熊野神社鬼の修正会(毎年1月)

    熊野神社鬼の修正会(毎年1月)

    「鬼の修正会(しゅじょうえ)」は、五穀豊穣や無病息災を祈願する伝統の火祭り。夕刻には子どもたちが神殿を巡回し「小松明」を奉納。クライマックスの「大松明」では、締め込み姿の若者たちが燃え盛る3本の大松明を「刈又」と呼ばれる棒で支え、「ワッショイ」の掛け声とともに境内を回る大迫力の光景が見られます。

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筑後市で人気のグルメ・お土産

  • ぶどう

    ぶどう

    肥沃な土壌と温暖な気候に恵まれ、「巨峰」「ピオーネ」「博多ベリー」「キャンベル」「デラウェア」「シャインマスカット」「種なし巨峰」など、さまざまな品種のぶどうが栽培されています。農園直売所や「JAふくおか八女 農産物直売所よらん野」「川の駅船小屋恋ぼたる」などで購入できるほか、収穫体験を楽しめる農園もあります。

  • 梨

    県内一の梨の生産量を誇る筑後市。天皇杯を受賞した経歴を持つ味わいの名産品です。幸水や豊水など、丸々とした果実は芳醇でジューシー、みずみずしい食感が特徴。自宅用はもちろん、贈答用としても人気があります。

  • 焼酎

    焼酎

    明治26年(1893年)の創業以来、本格焼酎一筋の製造を貫く「西吉田酒造」。矢部川の水の恵みと良質な原料、そして伝統の技から生まれる焼酎は、ほんのりと軽い口当たりの良さが自慢です。代表銘柄の「つくし」をはじめ、さまざまな料理に合う焼酎が豊富に揃っています。ぜひお好みを見つけてみてください。

  • 八女茶

    八女茶

    香り豊かで濃厚な旨味、まろやかな味わいが特徴の八女茶。筑後市の八女茶は出荷時期が早く、生産量よりも品質を重視した栽培法で、日本を代表する高級茶として評価されています。茶葉はもちろん、ティーバッグや粉末タイプ、八女茶を使ったスイーツなどをお土産にいかがでしょうか。

  • 久留米絣(かすり)

    久留米絣(かすり)

    江戸時代に井上伝という少女によって生み出された伝統的な織物。その暖かな風合い、藍染め独自の美しさは、今も変わらず受け継がれています。現在では、伝統を守りながらも、モダンでポップなデザインも多数。日常的な衣類のほか、インテリアや雑貨など現代の暮らしに合うさまざまな製品が作られています。

  • はんてん(半纏)

    はんてん(半纏)

    伝統的な防寒着として知られる「はんてん」。筑後市は全国シェアの9割以上を占める、綿入りはんてんの一大産地です。糸選びからデザイン、織り、裁断、縫製まで、すべてを自社生産。高品質なはんてんは、ふっくらとあたたかな着心地です。伝統的な技術と現代的なデザインを融合させ、幅広い世代に人気があります。


筑後市で楽しめる体験メニュー

  • 久留米絣工房見学・藍染体験

    久留米絣工房見学・藍染体験

    筑後地方で200年以上に渡って伝わる久留米絣。ガラス張りのオープン工房では、解説を聞きながら職人の機織りの様子を間近で見学できます。見学の後は、実際に職人が使用している染め場で本格藍染体験。防染技術を教わりながら、Tシャツやストール、バンダナ、エコバッグなどにオリジナルの模様を作り、自分の手で染めあげます。旅の思い出に、世界に一つだけのアイテムを作ってみてはいかがでしょうか。

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  • シャインマスカット狩り

    シャインマスカット狩り

    筑後市の肥沃な土壌と温暖な気候で育ったシャインマスカット。市内には、高糖度で新鮮なぶどうの収穫体験が楽しめる農園があります。期間は例年9月ごろ。なかには食べ放題のオプションがある施設も!直売所もあるので、贈り物選びにもおすすめです。多くの農園では前日までの予約が必要なため、事前に詳細をご確認ください。

    筑後市観光協会サイト

これがおすすめ!筑後市のふるさと納税

筑後市を代表するふるさと納税返礼品をご紹介します。ぜひ返礼品選びの参考にしてください!

  • いちご

    いちご

    福岡県が誇る高級いちご「あまおう」、上品な香りとあっさりしたみずみずしい甘さが特徴の人気ブランド「かおり野」、桃のようにとろけるやさしい食感が特徴のあつひろ農園オリジナルブランド苺「みつのか」が出品されています。甘くてジューシーないちごをたっぷり堪能してください。

  • 筑後船小屋牛

    筑後船小屋牛

    田園風景の広がる筑後市の「實本(さねもと)牧場」だけで育てられている、希少価値の高いブランド牛。ほど良い脂と赤身のバランスが良く、甘くてジューシーな味わいが特徴です。サーロインステーキ、すき焼き用のモモや肩ロース、もつ鍋用のホルモン、焼肉用の食べ比べセットなどが揃っています。


  • シャインマスカット

    シャインマスカット

    大粒で種がなく、皮ごと食べられる手軽さと上品な味わいが人気のシャインマスカット。収穫当日に梱包し新鮮な状態で全国へお届けする農園直送の返礼品が特に人気です。追熟しないため鮮度が命!パリッとした果皮とジューシーな果肉は、世代を問わず楽しめます。

  • 筑後織

    筑後織

    筑後染織協同組合で染色・加工し、各織元が製織を手がけた織物「筑後織」。コットン100%の心地良い肌触りと、繊細なデザインが魅力です。厳選した原綿を独自ブレンドした「綿」と布団仕立て職人の「技」により、一枚一枚丁寧に仕上げたラグや座布団が返礼品として出品されています。


筑後市のスポットマップ

Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください


筑後市へのアクセス

■公共交通機関でのアクセス
・博多駅からJR鹿児島本線で「羽犬塚駅」まで約50分
・博多駅からJR九州新幹線で「筑後船小屋駅」まで約24分

■車でのアクセス(筑後市役所まで)
・九州自動車道「八女IC」から約10分
・福岡空港から約50分
・佐賀空港から約45分


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