【大木町観光ガイド】おすすめ定番スポット・グルメ・お土産特集

福岡県の南部に位置する大木町（おおきまち）は、筑後平野の真ん中にあり町全体に堀（クリーク）が縦横無尽に張り巡らされた町です。そんな大木町の観光に欠かせない定番スポットやグルメ・お土産情報を紹介します。

INDEX

大木町ってどんなところ？
＜大木町での楽しみ方①＞老若男女問わず楽しめる道の駅周辺
＜大木町での楽しみ方②＞緑の風が吹き渡るふるさと
大木町の定番・観光スポット
大木町のイベント・お祭り

大木町ってどんなところ？

大木町は総面積の14％を堀（クリーク）が占める町です。古くから温暖な気候と肥沃な土地、豊富な水に恵まれ、農業を中心として発展し、県内有数の米作地帯、国内屈指のい草・い草製品の産地として知られてきた歴史をもっています。私たちが生きるうえで大切な食物を作り出す「食の景観」が広がっています。
クリーク地帯である大木町ならではの名産品が「ヒシ」という果実です。ヒシは、秋に鋭い角状の突起のある堅い殻に包まれた実をつけます。中味は乳白色で「堀の栗」としてゆでて食べます。石丸山公園内の堀では「ハンギリ」を浮かべ、ヒシの実をちぎる姿が見られ、秋の風物詩となっています。
近年では、イチゴやグリーンアスパラガスなどの野菜やエノキ、シメジなどのキノコ類の施設型農業が盛んです。その他、家具を中心とした木工業なども多彩に展開しています。

【人口】約13,500人
【面積】18.44平方km

＜大木町での楽しみ方①＞老若男女問わず楽しめる道の駅周辺

道の駅おおきには、RVパークやトレーラーハウスを設置しており、車中泊やキャンプができる広場を完備しています。また、12月から5月まで道の駅に隣接する観光農園ラフレーズではいちご狩りが楽しめます。
さらにはごみを資源化する施設（おおき循環センター）も隣接しており、環境学習も可能です。
家族みんなで楽しめる施設になっています！

Column

おおき循環センター“くるるん”

「おおき循環センターくるるん」は、従来型のごみ処理のみを行なう施設（迷惑施設と呼ばれたりする）とは大きく違う、町の暮らしに身近な存在として、建設された新しい考え方のバイオマスプラントです。
バイオプラントとは生ごみ、し尿、浄化槽汚泥をメタン発酵させてガスを抽出し、エネルギーとして利用し同時に、発酵後に発生する消化液を有機肥料として農業利用する循環型の施設のことです。
大木町の＜循環のまちづくり＞の拠点として、これからも親しまれる＜場＞として、大いに利用されることを使命としています。

筑後平野の真ん中にあり、高低差のほとんどない大木町は自転車で移動するには最適です。
春は菜の花、夏は青空が広がる田園風景、秋はケイトウ、冬はいちごの香りを楽しみながら、季節ごとにサイクリングしてみてはいかがでしょうか！

大木町の魅力

大木町の定番・観光スポット

道の駅おおき

新鮮野菜や種類豊富な加工品、フレッシュな旬のフルーツを使ったジェラートがある直売所・地元の食材を使った大人気ビュッフェ・豊富な種類のいちごが味わえるいちご狩り・旬の野菜の収穫体験 etc..
道の駅おおきには食を通じた町の魅力がたくさん詰まっています。ご家族やご友人、大事な方とごゆっくりお過ごしください。
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堀（クリーク）

町の中には堀（クリーク）が縦横に走っており、町の全体の面積の約14パーセントを占めています。
この堀は先人がただ用水のために作ったのではなく、かつて湿地だったこの地に生活や農業の用地を確保するために土を堀り上げて作られた農耕文化です。大木町の風景には必ずといっていいほど堀が映ります。
この地で生活を営む上で堀は欠かすことができないものです。
クリークの里石丸山公園
黄昏きの子（たそがれきのこ）

西日本有数のきのこの産地である大木町に生息するきのこの妖精です。
大木町の中に「黄昏きの子」「迷彩柄黄昏きの子」「プリけつ黄昏きの子」の3体がいますので、探してみてください！
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観光スポット一覧を見る

大木町のイベント・お祭り

さるこいフェスタ

大木町の農村風景と地域の皆さんとの交流や、堀の町ならではの体験を楽しみながら、おもてなし料理を堪能する、食べ歩きのイベントです。
さるこいフェスタとは
堀DAYミュージック

コロナ禍でイベントがなくなった中高生の為に、何か心に残るものを届けたいという思いで2022年から始まった野外音楽フェスです。
大木町特有の農耕文化遺産である「堀」を観光資源として情報発信するため、「堀」を自然のままに整備保存している石丸山公園にて開催しています。
堀DAYミュージック公式Instagram

イベント一覧を見る

大木町で人気のグルメ・お土産

デリ&ビュッフェくるるん

道の駅おおきの中にある大人気の地産地消レストランです。
大木町周辺で収穫した旬の食材にこだわった、ビュッフェスタイルのレストラン。季節によってメニューの内容は変わり、品数はなんと約50種類！
お子様から大人まで、幅広い世代のお客様に足を運んでいただいています。お年寄りも安心の塩分控えめでも美味しいお惣菜など定番メニューから季節のメニューまで豊富なビュッフェをお楽しみください！
ヒシの実

大木町は日本有数のクリーク地帯。秋は「ヒシの実」の収穫シーズンです。ヒシの実は沼などに生える一年草の水生植物ヒシの果実で、大木町では堀（クリーク）とともに昔から親しまれてきた食材です。塩ゆでにするといものような栗のようななんとも言い難い幸せな味がします。

大木町で楽しめる体験メニュー

きのこもぎ取り

道の駅おおきでは世にも珍しいきのこのもぎ取りができます。きのこの産地である大木町だからこそできるもぎとり体験。服装も普段着のままでもぎ取りできます。道の駅おおきへ寄られた際には、もぎ取りも是非体験してください！
スイートコーン＆黒枝豆収穫体験

スイートコーンは6月、黒枝豆は10月に道の駅おおきの北側にあるくるるん農園で収穫体験を行っています。もちろん自分で収穫した作物はお持ち帰りできます。

そのほかの体験イベントを見る

これがおすすめ！大木町のふるさと納税

大木町を代表するふるさと納税返礼品をご紹介します。ぜひ返礼品選びの参考にしてください！

あまおう

いちごの産地でもある大木町で栽培されている「あまおう」は、福岡県だけでしか栽培されていないいちごです。この「あまおう」は、赤くてつやが良く、形が整っており、また、糖度と酸味のバランスが良い特徴を持つことから、「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字を取って「あまおう」と名付けられました。
環のめぐみ

おおき循環センターくるるんで生産される有機肥料「くるっ肥」を用い、福岡県減農薬・減化学肥料栽培基準に基づいて栽培したお米「環のめぐみ」(大木町産元気つくし)です。