【サイクル福岡】西鉄サイクルトレインで行く阿蘇攻略プラン～前編～

天神、博多エリアのホテルからは徒歩20分圏内、地下鉄中州川端駅からは徒歩2分の「XEAM博多（じーむはかた）」へ。
スポーティなクロスバイクやロードバイクを選んで、いよいよ旅が始まります。

※XEAM博多に配備するレンタサイクルの車種は予約状況に応じて入れ替えを行っています。
※本稿で使用した自転車は、モデル私物です。

レンタルした自転車に乗り西鉄福岡（天神）駅へ。
福岡らしい中州の街並みや2025年4月オープンのワン・フクオカ・ビルディングを通って5分程で到着。

サイクリストに人気の「サイクルトレイン」は、自転車をそのまま持ち込める快適な移動手段。
輪行袋を持ち歩く必要もなく、自転車を袋に詰める手間も不要！
大牟田まで約１時間、車窓の旅をのんびり楽しみます。

※サイクルトレインは、乗車希望列車出発の10分前までLINEにて予約可能！

10:31西鉄大牟田駅着。
電車から降りた途端走り出せるのがサイクルトレイン最大の魅力。
まずは大牟田市立ち寄りスポットへ、ペダルを踏み出します。

赤レンガ造りの洋館が美しい「三池港倶楽部」は、明治時代、三井三池炭鉱の迎賓館として使用され、国の登録有形文化財にも指定されています。現在はレストラン、バンケットとして営業中。
見学情報
・  開館時間：10:00～21:00※館内見学は17:00まで
・  Lunch/12:00～15:00　Dinner/18:00～21:00
 

2015年、ユネスコの世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産・製鋼、造船、石炭産業」の構成遺産として登録されました。現存する日本最古の鋼鉄製櫓「第二竪坑櫓（やぐら）」が当時の技術力を感じさせます。
見学情報
・公開時間：9:30～17:00（最終入場16:30）
・休館日：月曜日（祝日の場合は翌日）および年末年始
・入場料：無料
 

三池地方（現大牟田市付近）が日本のカルタ発祥の地とされ、日本と世界のカルタ及び郷土の歴史が学べる日本で唯一のカルタ専門資料館です。
見学情報
・開館時間：10:00～17:00
・休館日：月曜日（祝日の場合は翌日）毎月最終木曜日（祝日の場合は翌日）年末年始
・入館料：無料
 

阿蘇へ走り出す前にしっかり腹ごしらえはいかがですか。
実は、大牟田にはソウルフードと言える手軽なグルメがたくさん。今回はそんなソウルフードの1つ「お好み焼き」のお店をご紹介。
・営業時間：11:00～20:00
・定休日：火曜日、水曜日

軽く済ませたいあなたにはこちら、おしゃれな外観のパン屋「シュシュコロネ」さん。
イートインスペースもあるのでその場で食べても良し、補給食として背中のポケットに入れるも良し！
・営業日・営業時間：水・木8:00～16:00、土・日7:00～16:00　※いずれもパンが無くなり次第閉店
 

大牟田市街を少し抜けると、そこはもう熊本県荒尾市。
208号線をひた走り、西南戦争の古戦場だった雰囲気ある田原坂を越えて、平坦基調の菊陽町、大津町を抜けるといよいよミルクロード入口。ここから本格的な登りが始まります。

約7㎞/400mupひたすら登った先に突然開ける視界、十字路を阿蘇方面に右折すると圧巻の絶景が広がります。少し下った車帰展望スポットからは阿蘇五岳が見渡せ、きっと「頑張って登って来て良かった！」と思うはず。

1日目のゴール地点、道の駅阿蘇に到着です！
阿蘇の新鮮な農産物や特産品がそろう道の駅。翌日の朝ごはんをここで購入するのもおすすめ。
あか牛を使ったグルメや新鮮な果物で、旅の疲れを癒しましょう。

ホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット熊本阿蘇」は、道の駅阿蘇の真横！
JR阿蘇駅、道の駅阿蘇、温泉、コンビニ、飲食店が徒歩圏内にあり、阿蘇山、外輪山も一望できる最高のロケーションです。
さあ、今日は阿蘇の美味しいものを食べてすぐ隣りの温泉に入って、ゆっくり旅の疲れを癒しましょう！
※輪行袋がない場合は、ホテル貸し出しのホイールカバーを自転車に被せて客室に持ち込み可能！
数に限りがありますので、予約時にお願いしておくと良いですね。
（その他、自転車用スタンド、空気入れ、工具セットの貸し出し有）