グランドハイアット福岡に新クラブルーム＆スイート誕生！

福岡市のキャナルシティ博多にあるラグジュアリーホテル「グランドハイアット福岡」に、2025年7月18日、“ジャパンモダニズム”をコンセプトとした新しい客室が誕生！地下1階バーラウンジのリニューアル情報とともに紹介します。

コンセプトは「博多リトリート」。福岡・博多らしさが随所に！

約半年の改装期間を経て5階のクラブラウンジフロアに誕生したフルリノベーション客室6室は、いずれも福岡・博多の特色をちりばめた“ジャパンモダニズム”をベースとした「博多リトリート」がコンセプト。すがすがしいイ草（熊本産）を使った立体的なヘッドボード（大川市で製作）や八女和紙の壁面アート、上野焼（あがのやき）の茶器、九州産クスノキを使用した一枚板のテーブルなど、福岡・九州の特産品をふんだんに取り入れた居心地の良い空間が広がります。

6室全てに、宿泊者が自ら抹茶を点てて楽しめる特別アメニティ「TEA BAR」と日本茶セットを備えているのも特徴の一つ。プレミアキングとハカタスイートキングには置炉が設置され、日本の伝統文化をより本格的に体験できます。抹茶は1杯分ずつ分包されており、点て方の説明書も付いているので、初めての人でも気軽に試せそうですね。太宰府天満宮の飛梅をかたどった紅白の干菓子も、福岡らしいおもてなしです。

Column

コンシェルジュのお点前を拝見！

オープン前の内覧会では、ハカタスイートキングの「TEA BAR」で、フランス人コンシェルジェのグザヴィエ氏が裏千家のお点前を披露してくれました。今回だけの特別デモンストレーションでしたが、今後はスタッフがお茶を点てて提供する企画も検討中とのことです。

プレミアムキング（2室）

キングサイズ（幅1,800mm）のベッドを備えた34平方mの「プレミアムキング」は2室。案内していただいた545号室には、縁側をイメージした畳の小上がりがあり、窓から那珂川を見下ろすことができます。バスルームはバスタブとシャワースペースが分かれています。「TEA BAR」は、鉄瓶を模したバルミューダ製のスタイリッシュなケトルタイプです。

プレミアキング（3室）

ワイドキングサイズ（幅2,000mm）のベッドでゆったりくつろげる52平方mの「プレミアキング」は3室。ダイニングテーブルと一体型の置炉を備え、バスルームはバスタブとシャワースペース、ダブル洗面台を配しています。改装前に入居していたテナントの植栽をアレンジした、緑豊かな庭園を窓から眺めることができます。ソファーベッド付きで、最大4名利用可。

ハカタスイートキング（1室）

「八女和紙 design WAVE」のアートパネル

ワイドキングサイズ（幅2,000mm）のベッドルームと独立したリビングスペースに加え、バスルームには大きなバスタブとシャワースペース、ダブル洗面台を配した72平方mの「ハカタスイートキング」。こちらの「TEA BAR」に置かれている茶釜は、茶の湯釜で重要無形文化財保持者（人間国宝）に認定された高橋敬典氏（1920～2009年）が手掛けたもの。超一流の品に囲まれて、贅沢なホテルステイを楽しめます。

特別専用ラウンジ「グランドクラブ」

2023年10月にリニューアルした「グランドクラブ」は、これら6室を含むクラブルームとスイートルームの宿泊客だけが無料で利用できる専用ラウンジ。庭園の緑に囲まれた開放的な空間で、レセプション、ダイニングエリア、ラウンジエリア、ワークスペース、テラスエリアと、気分やニーズに合わせてさまざまな過ごし方ができます。

チェックイン・チェックアウトやコンシェルジュサービスはもちろん、ライブキッチンを備えたビュッフェコーナーでは、朝食やリフレッシュメント、カクテルアワーの料理やスイーツ、ドリンクなど、できたての料理を提供。デザイン&アートユニット GOO CHOKI PAR（グーチョキパー）が手掛けた、博多の文化や自然をテーマにしたオリジナルのアート作品が空間を彩ります。

バーラウンジ「バーフィズ」もリニューアルオープン！

同日、地下1階のバーラウンジ「バーフィズ」も、インテリアやメニューを一新してリニューアルオープン。キャナルシティ博多の運河や噴水を目の前に望むダイナミックな吹き抜け空間や、ライブミュージックを楽しめるステージはそのままに、新たにテーブル席を常設しました。カーペットは博多織をモチーフとしており、ホテルのコンセプトである「東洋と西洋の融合（ East Meets West ）」を踏襲しながら博多のホテルであることをさりげなく表現しています。

これまでのバーアイテムやアフタヌーンティーに加えて、ペストリーシェフが手がけるフォトジェニックなパフェやナイトタイムスイーツをラインナップ。八女茶や太宰府の梅、福岡の蔵元の日本酒など、九州産にこだわった多彩なメニューで、ディナーの後の楽しみがますます増えました！ライブミュージックとともに、素敵な夜を過ごしてください。

パフェ・スペシャリテ

ペストリーシェフが旬の食材で作るフォトジェニックなパフェ。7月18日（金）～8月31日（日）のテーマは桃＆ライチ。赤いチュイルのデコレーションが印象的な、ジューシーで爽やかな味わいを楽しめます。
アフタヌーンティー

ペストリーシェフ、レストランシェフ、ベーカリーシェフの合作で、シーズンごとにテーマを変えて提供。7月22日（火）～9月14日（日）のテーマは桃＆マンゴー。暑い夏にぴったりの桃のかき氷が付いた、ユニークなアフタヌーンティーです。
デザートカクテル

「飲むデザート」をテーマにバーテンダーとペストリーシェフが作り上げる、シーズンごとのデザートカクテル。7月18日（金）～8月31日（日）のテーマは、チーズケーキと抹茶わらび餅。スイーツ感覚で楽しめる一杯です。
ナイトタイムスイーツ

ワインやウイスキーとのペアリングがユニークな大人のスイーツ。温かいラテソースをかけて仕上げるティラミス、キャラメルソースで味の変化を楽しむプリン、柚子胡椒と糸島の「またいちの塩」を添えたテリーヌショコラの3種類です。
カクテル＆モクテル

八女茶を漬け込んだウォッカに抹茶を注いで楽しむカクテルや、糸島の「またいちの塩」をあしらったソルティーキャラメルのモクテルなど、地元食材とバーテンダーのユニークな発想から生まれた一杯。旅情を一層盛り上げてくれます。
ライブミュージック

毎日20:00／21:00／22:00から各30分間のライブミュージックを開催。地元のミュージシャンによるジャズやポップスなど多彩なジャンルの生演奏を、お酒やスイーツとともに楽しめる特別なひとときです。

いかがでしたか？福岡空港からも博多駅からも近く、アミューズメント複合施設キャナルシティ博多内という好立地の「グランドハイアット福岡」。今回誕生した新客室は、泊まること自体が旅の目的になるような空間を目指してデザインされた、都会の中のオアシスです。ビジネスや観光はもちろん、ロングステイにも最適なゆったりとした客室と上質のサービスを、ぜひ一度体験してみてください。

【グランドハイアット福岡　基本情報】
住所：福岡県福岡市博多区住吉1-2-82
アクセス：福岡市地下鉄七隈線「櫛田神社前駅」から徒歩約3分、空港線「中洲川端駅」から徒歩約10分
問い合わせ：092-282-1234