福岡市内から、ちょっとそこまで。糸島“冬のごちそう”旅。
福岡市内と糸島を結ぶ高速バス「ウエストコーストライナー」に揺られること約1時間。冬の糸島には、この時期だけのごちそうが待っています。まずは混み合う前に、旬の牡蠣をめざして漁港へ。磯の香りと炭火の音に包まれながら、ぷりぷりの牡蠣を頬張ったら、海沿いを駆け抜けて二見ヶ浦を望むおしゃれなカフェへ。波音とコーヒーで気持ちを整えたあとは、旅の締めくくりにこだわりの手づくり豆腐をお持ち帰り。糸島が贈る冬の贅沢を、味わいに行きましょう。
岐志漁港|牡蠣小屋が集結する糸島屈指の漁港
糸島市内でも特に多くの牡蠣小屋が集まっており、2019年に9棟がリニューアルされ、現在は、牡蠣小屋(漁港外含む)や牡蠣の販売で12店舗が営業しています。シーズン中は炭火の煙と磯の香りが立ちのぼり、港ならではの活気に包まれます。ここで提供される「糸島カキ」は、脊振山系から流れ込む栄養豊富な海で育ち、ほどよい塩味とクリーミーな味わいが特長です。各店舗では焼き牡蠣を中心に、牡蠣フライやご飯ものなどのサイドメニューも用意されており、店ごとの個性を楽しむことができます。
■岐志漁港(牡蠣小屋エリア)
住所:福岡県糸島市志摩岐志778-6付近
営業期間:例年10月〜4月頃(店舗により異なる)
営業時間: 10:00〜16:00または17:00(店舗により異なる)
アクセス:JR筑肥線「筑前前原駅」北口から昭和バス(芥屋線)「岐志」バス停下車、徒歩すぐ
船越漁港|海を望む活気ある牡蠣小屋エリア
2022年にリニューアルされ、現在は7店舗の牡蠣小屋が営業している船越漁港。漁港の目の前には穏やかな海が広がり、天気の良い日には海を眺めながら食事を楽しむことができます。各店舗では炭火焼きの牡蠣を中心に、サイドメニューも提供されており、店舗ごとの味や工夫を比べる楽しみもあります。また、海岸沿いには漁師の神様とされる恵比須像が祀られており、散策の立ち寄りスポットとしても親しまれています。
■船越漁港(牡蠣小屋エリア)
住所:福岡県糸島市志摩船越415-17付近
営業期間:例年10月〜4月頃(店舗により異なる)
営業時間:10:00〜16:00または17:00(店舗により異なる)
アクセス:JR筑肥線「筑前前原駅」北口より昭和バス(船越線)「船越」バス停下車、徒歩約5分
服部屋|漁師のこだわりが詰まった、活きのいい牡蠣小屋
船越漁港にある「服部屋」は、ピンクの外観とジャンパー、そして笑顔で迎えてくれる大将やスタッフの気持ちのいい接客が評判の牡蠣小屋。漁師直営だからこそのこだわりは、なんといっても「活カキ」。自分たちで獲った牡蠣の中でも、大きさやクオリティに納得できるものだけを、生きたまま提供しています。
旨みがぎゅっと凝縮した定番の真牡蠣に加え、品種改良で身入りがよく大ぶりに育つ三倍体、そして一粒ずつカゴで丁寧に育てられた肉厚かつクリーミーなシングルシードと、いろいろな味わいを堪能できるのも魅力。どれも鮮度が高く、中でも生食用のシングルシードを目当てに通うリピーターも多いのだとか。備え付けの調味料で味変を楽しむもよし、カスタム用にオリーブオイルやソースを持ち込むもよし(飲み物と牡蠣用の調味料は持ち込みOK)♪
メニューはほかに、サザエ、はまぐり、ホタテ、やりいかなど魚介類の焼き物も豊富。刺身や海鮮丼、カキめし、カキフライ、さらにはデザートまで、裏メニューを合わせると100種類以上というから驚きです。
牡蠣と同じくらい人気を誇るのが、名物の「牡蠣チャーハン」。玉ねぎと特製だし、たっぷりの牡蠣を混ぜ合わせ、一度食べると虜になる旨さ。ちなみに、牡蠣小屋の営業期間は3月31日までとのこと。冬の糸島を代表する牡蠣小屋の醍醐味を、250席を超える広々とした店内でお腹いっぱい味わい尽くしましょう。
■服部屋(はっとりや)
住所:福岡県糸島市志摩船越415
電話番号:092-328-1193
営業時間:10:00〜15:00 ※牡蠣がなくなり次第終了
定休日:不定休
営業期間:例年11月~3月頃
アクセス:ウエストコーストライナー「伊都営業所」下車後タクシーで約10分/昭和バス「船越」バス停から徒歩約5分
Surf Side Cafe|二見ヶ浦を一望する、海辺のリゾートカフェ
牡蠣でお腹を満たしたら、海沿いを走って二見ヶ浦方面へ。パームツリーが並ぶビーチサイドに佇む白い建物が、絶景カフェと評判の「Surf Side Cafe」です。店内に入ると、ガラス張りの大きな窓から二見ヶ浦の海岸を一望でき、サーフボードやパームツリーがコーディネートされた店内は、足を踏み入れるだけでリゾート気分に浸れます。
看板メニューの「ダブルチーズバーガー(通称:二見バーガー)」はパティもバンズも自家製で食べ応えたっぷり。ハンバーグやサイコロステーキに、ガーリックシュリンプなどの“もう1品”を組み合わせられる「コンボプレート」も、ランチの定番として人気を集めています。
スイーツ好きなら、極細のマロンペーストをたっぷりかけた「生搾りモンブラン」がおすすめ。冬には糸島の地元農家から仕入れたあまおうやかぼちゃを使ったバージョンが登場し、春は素材を変えて一味違うモンブランをお届け。季節ごとに異なるテイストが楽しめます。
「ティラミスモンブラン」の中にはホイップクリームやティラミスが潜んでいて、とろけるような口当たり。あまおういちごのデコレーションが華やかで、見た目も味わいも大満足の一品です。
日中は青い海とマリンスポーツを楽しむ人々を眺めながら、夕方はロマンチックなサンセットを望みながら、おいしさに包まれるひととき。波音に耳を傾けて、ゆるやかに気持ちを整える時間を過ごしてください。
■Surf Side Cafe(サーフサイドカフェ)
住所:福岡県福岡市西区西浦285-B(パームビーチ・ザ・ガーデンズ内)
電話番号:092-809-1507
営業時間:11:00〜21:00(LO20:00、土・日曜、祝日8:00〜)
定休日:不定休、年末年始
アクセス:ウエストコーストライナー「二見ヶ浦・PALMBEACH前」下車すぐ
高取食品 工場直売所(TO・FU)|プロが認めた、こだわりのできたて豆腐をお持ち帰り
旅の最後に立ち寄りたいのが、糸島市志摩で豆腐づくりを手がける「高取食品」の工場直売所。糸島の清らかな水、九州産の大豆、沖縄の天然にがりや長崎の五島灘の本にがりなどを使い、甘みのある大豆とミネラルの恵みが溶け合った、まろやかで奥深い味わいの豆腐を製造しています。
手間暇かけて昔ながらの製法でつくる「ざる豆腐」や「ざる揚げ」、「志摩とうふ」は、食感も味わいもここならではの逸品。一方、おいしさを長期間持続できるボイル&クールシステムを採用した豆腐は、2025年5月に原料大豆を国産100%に全面切り替えし、パッケージデザインを一新。こだわって作られたこれらのとうふは、全国のチェーン店や飲食店、ホテルにも卸されていて、まさに“プロが認めた味”なのです。そんな高品質のとうふを工場直売所では良心的な価格で購入でき、できたての豆腐や厚揚げ、おぼろ豆腐など、豊富なバリエーションから選べます。
豆腐のほかに味わってほしいのが、固形成分13%という濃厚な豆乳。国産の中でもさらに上質な大豆を使い、大豆本来の甘味が感じられて飲みやすいのが特徴です。おぼろ豆腐と豆乳でつくったアイスクリームも人気で、黒糖、黒胡麻、八女茶、ソイヨーグルトゆずの4種類から選べます。植物性タンパク質たっぷりのヘルシーなデザートを、自分へのお土産にいかがでしょうか。
■高取食品 工場直売所(TO・FU)
住所:福岡県糸島市志摩桜井5583-1
電話番号:092-327-0601
営業時間:10:00〜16:00
定休日:日曜、年末年始
アクセス:ウエストコーストライナー「桜井」バス停から徒歩約10分
■みどころ満載!糸島半島まるっと1dayフリーパス
「みどころ満載!糸島半島まるっと1dayフリーパス(高速バス付き券)」(大人2,000円、小児1,000円)は、高速バス「ウエストコーストライナー」、または「いと・しま号」の往復乗車券に加え、昭和バスが運行する福岡県内すべての一般路線バス(糸島コミュニティバスを含む)が1日乗り放題。エリア内で使えるクーポン付きです。(2026年2月17日現在)
スマートフォンのアプリ「my route」から購入できます。
※掲載されている情報は2026年2月時点のものです。お出かけ前にはWebサイトや電話で最新情報をご確認ください。