古地図や再現模型を通して、さまざまな角度から福岡城の歴史を学ぶことができます。昔の福岡城をCGで再現したバーチャルムービーでは、いまだ存在が謎に包まれている福岡城の天守閣が登場！
福岡城の御城印、日本100名城スタンプもここでゲットできます。

平安時代に遣唐使や新羅の使節団などの外交使節を接待する目的で、全国に3カ所建築された迎賓館のひとつ。そのなかで、唯一遺跡が確認されている貴重な施設です。
原寸大に復元された宿泊所「宿房」の模型は必見。当時の資料に基づいて再現され、構造や組立過程が分かるように展示されています。
また、礎石や柱の跡などが発見された当時のまま公開されています。

旧舞鶴中学校校舎を活用した館内には史跡案内などのパネル展示があり、福岡城や鴻臚館の歴史を紹介しています。
着物をレンタルするなら「まゆの館」へ。大人から子どもまでさまざまなサイズが用意されており、手ぶらで訪れてもOK！園内には日本庭園や能楽堂など、着物姿での写真撮影にぴったりなスポットが点在しています。
 

1601年から7年の歳月をかけて黒田長政が築城した福岡城。天守閣の存在は定かではありませんが、大・中・小の各天守台と47の櫓が配された名城でした。今でも多聞櫓をはじめ、祈念櫓や下之橋御門、潮見櫓などの建造物が現存し、見ごたえ抜群です。
春には、満開の桜が咲き誇り、多くの花見客で賑わいます。そのほか、梅・ボタン・ツツジ・シャクヤク・花菖蒲などが風情豊かに四季を彩ります。

大濠公園の東南に位置し、明治維新から第2次大戦に至るまで福岡県出身の英霊を祀る神社です。
緑豊かで静寂に包まれた境内は、2万坪余りの広さ。公園側の参道には、檜の原木をそのまま利用した大鳥居がそびえ立っています。原木の鳥居として日本屈指の大きさで、高さはなんと13ｍなのだそう。その堂々たる姿は一見の価値があります。

大濠公園の50周年を記念して作庭された築山林泉廻遊式（※）の庭園。伝統的な庭園技法により、日本の古典美を表現することを基本に造られました。大池と築山の池泉庭を主庭に、曲水の流れ、枯山水庭、数奇屋造りの茶屋と露地庭などが配置され、園路を巡りながら季節ごとの風景を楽しむことができます。
※廻遊式とは、園内を巡りさまざまな位置から鑑賞できる庭園のこと。

カフェやギャラリーなどが併設された、大濠公園内でも人気の立ち寄りスポットです。国産の杉の木と大きなガラスを使用した店内は、木のぬくもりが感じられる癒しの空間。
カフェでは、福岡名産の八女茶とともに、福岡・九州の選びぬかれた食材で作られる「おいなりさん」、じゅわっと出汁があふれ出す「だし玉子焼おぜん」などを味わうことができます。開放感あるテラスでパークビューを望みながら食べるランチは最高！おいなりさんはテイクアウト可能なので、お土産にしても喜ばれます。

福岡城の外堀を利用して造られた全国有数の水景公園。池の周囲には約2kmの遊歩道が整備され、四季折々の花や野鳥観察をする人の姿が多くみられます。
池の中には、大濠公園のシンボル「浮見堂」の姿が。4つの橋で結ばれた中の島に佇む朱色のお堂は青空と水辺に映え、絶好の撮影スポットとなっています。

大濠公園の北側に位置する能楽堂には、「国立能楽堂（東京）」に似た構造の本格的な能舞台が設置されています。その凛とした佇まいは、思わず見とれてしまうほどの美しさ。ほのかに漂う檜の香りが心を落ち着かせてくれ、厳かな雰囲気が感じられます。ロビーから見える大壕公園の眺望も見事。