「光の道」「かがみの海」で話題のスポットへ! 
福津観光のプロに聞く!イチオシの絶景、グルメ、体験-1

「光の道」「かがみの海」で話題のスポットへ!
福津観光のプロに聞く!イチオシの絶景、グルメ、体験

福岡市と北九州市の中間に位置し、どちらからも1時間ほどで到着する福津市。都市圏から車や電車でアクセスしやすい立地でありながら、豊かな自然に囲まれて気軽にリフレッシュできる場所として注目度が高まっています。
ここでしか見ることができない景色、豊かな食、話題のアクティビティなど、いま楽しみたい旬のトピックスを福津観光のプロに聞きました。


案内人は、福津市の活性化に繋がるさまざまな活動を行う「一般社団法人ひかりのみちDMO福津」の中村涼佳さん。福津市の観光関連の広報活動や取材対応、イベントやフェアの企画・運営、ひかりのみちDMO福津インスタグラムや福津の美しい光景を届ける福津光景インスタグラム運営などを行っています。「おいしいものやおもしろいことを見つけて、おすすめするのが好き」という中村さんは、約10年前に福津市に移住。福津のおすすめを尋ねると、どんどん楽しい情報が飛び出してきます。

 


クロスロードふくおか編集担当

クロスロードふくおか編集担当

福津市の魅力を教えてください。

中村さん

中村さん

「都市圏から近く、思い立ったらすぐに福津へ遊びに来られてリフレッシュできる環境が整っているというところだと思います。車の利用のほか、海岸方面にバス停が新設されたことで公共の交通機関でのアクセスもしやすくなりました。海沿いのリラックスした雰囲気、宮地嶽神社や古墳などの古くからの歴史や文化、新鮮な魚や農産物などの食といった魅力がぎゅっと詰まっています。」

クロスロードふくおか編集担当

クロスロードふくおか編集担当

特に最近、話題になっているのはどんなことですか。

中村さん

中村さん

「SNSの流行により、干潮時の砂浜が空を反射する『かがみの海』や、津屋崎千軒のレトロな町並みなどの、写真に残したくなる光景はここ数年で注目度が高まっていることを感じます。そのほかにも個人で経営されている飲食店や雑貨店など、立ち寄りたくなる店舗が増えているので、まち歩きもますます楽しんでいただけると思います。」 
 


ひとことでは語り尽くせない、福津観光の魅力を「景」「食」「遊・巧」のキーワードでご紹介します。


景…ここでしか見ることのできない景色

宮地嶽神社 光の道

約1700年前に創建された「宮地嶽神社」は、何事にも打ち勝つ開運の神さまとして、多くの人々に篤く信仰されている神社です。こちらで1年に2回、2月と10月に現れる「光の道」は、福津が誇る絶景。神社から海に向かってまっすぐ伸びる参道の先に夕陽が沈む、神秘的な光景を見ることができます。「光の道」を見られる時期に合わせて「夕陽の祭り」が行われ、2023年の10月は10月14日(土)~22日(日)に開催を予定しています。混雑を避けるため、夕陽特別祈祷席、観覧席(要整理券)が用意されています。(詳細は神社のホームページをご確認ください)

住所:福津市宮司元町7-1
電話番号:0940-52-0016
参拝時間:日の出~日の入(御祈祷8:30~17:00、授与所7:00~19:00)
定休日:なし
駐車場:あり(約600台)
ホームページ:https://www.miyajidake.or.jp/


かがみの海

福津市の海側には、約3kmにわたって福間海岸、宮地浜、津屋崎海岸と遠浅の海岸が広がっています。この海岸で見ることができる、干潮時に砂浜に薄く張った水が鏡のように空を反射する光景が、ここ数年話題となっています。ねらい目は中~大潮の干潮時。低めのアングルからカメラを構えると、海に周囲の風景が反射する様子を簡単に撮影することができます。ひかりのみちDMO福津が運営する「かがみの海」のホームページには、かがみの海が現れる予想カレンダーや、写真の撮り方のアドバイスなどがあるのでチェックして出かけましょう。

住所
 福間海岸…福津市西福間4-15-1 周辺
 宮地浜…福津市宮司浜4-2274-84周辺
 津屋崎海岸…福津市津屋崎3-12周辺
電話番号:0940-62-5790(一般社団法人ひかりのみちDMO福津)
ホームページ:https://kagaminoumi.com/


中村さん

中村さん

福津市にはSNSで自慢したくなる写真が撮れるスポットが点在しています。特に最近話題となっているのは「かがみの海」です。地元の知る人ぞ知るスポットだったのですが、最近は多くの人がここを目当てに訪れています。時間帯や季節によって多彩な表情を見ることができますし、傘やスカーフなど目立つ色の小物を取り入れるときれいな写真が撮れますよ。うっすらと水が張った砂浜ですので、特に冬場は足元に注意が必要です。


津屋崎千軒

江戸時代~昭和初期頃まで行われていた塩田の積出港として栄え、家々が立ち並ぶ賑わいぶりから「津屋崎千軒」と呼ばれたエリアです。明治34年に建てられ、国の有形文化財に登録されている「津屋崎千軒民族館 藍の家」など、ギャラリーやカフェ、コミュニティスペースとして活用されている建物も多く、レトロな雰囲気のまち歩きを楽しむことができます。着物のレンタル&着付け店もあるので、着物で散策するのもおすすめです。

住所:福津市津屋崎 周辺
電話番号:0940-52-2122(津屋崎千軒なごみ)
ホームページ:津屋崎千軒 着物でフォト散歩(https://tsuyazaki-nagomi.com/


産直所で福津の旬を買って帰ろう!

福津市内には、津屋崎地区「お魚センターうみがめ」、福間地区「ふれあい広場ふくま」、勝浦地区「あんずの里市」とそれぞれの地区に産直市場があります。観光で訪れた際には、自慢の新鮮な魚や野菜、季節の花々、特産品を使った加工品など福津のおいしいものを買って帰り、自宅で楽しんでみてはいかがでしょうか。


お魚センター うみがめ

津屋崎漁港に隣接する「お魚センター うみがめ」には、水揚げされたばかりの魚や地元産の野菜や果物、加工品やおみやげ、惣菜などさまざまな商品が並んでいます。大きな生簀で泳ぐ魚や、生産が盛んなトマトやキャベツ、カリフラワーなどの新鮮な野菜を購入することができるのも産直ならでは。福津産天然真鯛を使った鯛茶漬けや津屋崎の酒蔵「豊村酒造」の日本酒などはおみやげにぴったりです。

住所:福津市西福間1-10-15
電話番号:0940-52-1939
営業時間:9:00~17:00
定休日:火曜(祝日の場合は営業、翌日休み)
駐車場:あり(30台)


遊・巧…体験やアクティビティも充実

【SUP体験】へなちょこだってできるもん!ふくつ海上散歩

穏やかで遠浅の海が続く福間海岸でSUP(サップ:スタンドアップパドルサーフィン)を体験してみませんか。安定感のあるボードの上に立ち、パドルで漕ぎながらスイスイと進むSUPは海との一体感を味わえる人気のアクティビティ。
福間海岸には、ボードやウエアなど一式をレンタルできるマリンショップがあるので気軽に体験できます。ひかりのみちDMO福津では、体験料(保険料込み)や道具レンタル一式、「BOCCO VILLA」でのランチがセットになった初心者向けの「へなちょこだってできるもん!ふくつ海上散歩」を3月~11月に実施しているので、参加してみてはいかがでしょうか。
 
電話番号:0940-62-5790(一般社団法人ひかりのみちDMO福津)
ホームページ:福津ル体験(https://fukutsuru.net/


 


中村さん

中村さん

私も福間海岸でSUPを体験して、海の上に立つ爽快感を満喫しました! ひかりのみちDMO福津が行っているSUPの体験プログラムは運動が苦手な方や初心者の方向けなので、気軽にご参加ください。インストラクターさんがしっかり指導してくれるので安心ですよ。


【グランピング体験】グランドーム福岡ふくつ

2021年8月、話題のグランピング施設が津屋崎エリアにオープン。目の前に玄界灘が広がるロケーションのなか、ドームタイプの大型テントで宿泊を楽しむことができます。各棟でBBQやキャンプファイヤーができるほか、コーヒーの焙煎やポテトチップスづくりなどの無料アクティビティも充実しています。

スポット名:グランドーム福岡ふくつ
住所:福津市津屋崎4-45-1
電話番号:0940-39-3533
駐車場:あり
ホームページ:https://www.fukuoka-glamping.com/


【絵付け体験】筑前津屋崎人形巧房

約240年前から作られている郷土玩具・津屋崎人形。フクロウをモチーフにした縁起もの「モマ笛」の絵付けを体験することができます。


まとめ

見て、食べて、遊んで!さまざまな楽しみに溢れる福津市は気軽に訪れることができ、充実した一日を過ごせる場所です。冬も楽しさいっぱいの福津市、カメラを片手に散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。

公開日:2022年2月16日
最終更新日:2023年10月16日


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