博多千年門

はかたせんねんのもん

「博多千年門(はかたせんねんのもん)」は、博多を訪れる観光客を歴史と文化の息づく寺社町エリアへと導くウエルカムゲートです。地域住民や地元企業、行政が一体となって建設に取り組み、平成26年(2014年)3月に完成しました。歴史的文献によれば、江戸時代の博多には、大宰府政庁へ通じる官道の入り口として「辻堂口門(つじのどうぐちもん)」が存在しており、「筑前名所図会」にもその姿が描かれています。

現在の門は、かつての辻堂口門を参考にした木造四脚門の形式で、切妻本瓦葺きの中世博多の寺社様式を再現。門扉には太宰府天満宮から寄贈された樹齢千年の「千年樟(せんねんぐす)」が使われ、欄間には博多織の献上柄が美しく刻まれています。また、門から続く承天寺通りは、車道を小川に、歩道を川岸の遊歩道に見立てるデザインで、石畳は承天寺の仏殿と方丈を結ぶ石橋をイメージしています。

博多を訪れた際は、ぜひこの「博多千年門」をくぐり、承天寺通りを散策しながら寺社町の歴史と文化を体感してみてください。

基本情報

住所 〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前1-29ー9 ※道路上のため、承天寺の住所を記載
アクセス情報 福岡市営地下鉄「祇園駅」徒歩約5福岡市営地下鉄「祇園駅」徒歩約5分
ウェブサイト 博多の魅力公式サイト

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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エリア
福岡エリア
カテゴリー
歴史的建造物・町並み・庭園

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