円覚寺

えんがくじ

博多に伝わった禅の歴史を今に伝える由緒ある寺院

円覚寺は、博多に伝わった禅の歴史を今に伝える由緒ある寺院です。創建は鎌倉時代中期。中国から来日した高僧・蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)が、太宰府の学者・藤原道信や鎌倉幕府執権・北条時頼の協力を得て開いたと伝えられています。蘭渓道隆は1246年に来日し、博多で道信と出会ったことをきっかけに、臨済宗の教えを広めました。道信もまた禅に深く帰依し、自らの別荘を博多千磐浜(現在の祇園町付近)に移し、そこに寺を構えたのが円覚寺のはじまりです。

一度は戦乱により焼失しましたが、江戸時代の1636年、現在の博多御供所町に再建され、聖福寺の塔頭寺院として受け継がれてきました。今も静かな佇まいを見せる境内は、博多の中心にありながら落ち着いた雰囲気に包まれ、禅の歴史を感じられる場所です。博多の町歩きの際には、ぜひ立ち寄ってその歴史と趣を味わってみてはいかがでしょうか。

基本情報

住所 〒812-0037 福岡県福岡市博多区御供所町13-11 円覚寺
電話番号 092-291-3988
駐車場 あり
(円覚寺法要等の場合は檀家さまを優先。満車の際は、近隣のコインパーキングをご利用ください。)
アクセス情報 福岡市地下鉄「祇園駅」より徒歩約3分
西鉄バス「祇園町」バス停より徒歩約4分
ウェブサイト 円覚寺公式サイト

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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エリア
福岡エリア
カテゴリー
神社・仏閣

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