日田彦山線BRTひこぼしライン

「日田彦山線BRT ひこぼしライン」は、「平成29年（2017年）7月 九州北部豪雨」により被災した日田彦山線 添田駅～夜明・日田駅間について、鉄道の風景を受け継ぎながら地域の暮らしと観光を支えるバス高速輸送システムとして、2023年8月28日、BRT（Bus Rapid Transit／バス高速輸送システム）で復旧しました。

現在、彦山駅～宝珠山駅間は、かつての線路敷地を活用した「専用道」として整備され、スムーズで安全な走行を実現します。一方、添田駅～彦山駅、宝珠山駅～日田駅間は、地域の生活圏に近い「一般道」を走行することで、より便利で利用しやすい交通手段を目指しています。沿線には英彦山をはじめ豊かな自然や文化が点在し、観光客にとっても魅力的なルートとなる「ひこぼしライン」は、旅の幅をさらに広げてくれるでしょう。

■愛称名
「BRTひこぼしライン」（正式名称：日田彦山線BRT）
日田彦山線沿線の地域の想いを乗せ、未来に向け駆け抜けていく「日田“彦”山線の“星”」となるように願いを込めて命名しました。

■運行区間
日田彦山線　添田町～夜明・日田駅（約40km）
※専用道区間は彦山駅～宝珠山駅（約14km）