絶景「光の道」と3つの日本一!宮地嶽神社のご利益から参道スイーツまで徹底ガイド-1

絶景「光の道」と3つの日本一!宮地嶽神社のご利益から参道スイーツまで徹底ガイド

福岡県福津市にある宮地嶽神社は、海に向かって一直線にのびた参道と夕陽が重なる「光の道」で有名な、福岡屈指の絶景スポットです。夕暮れに空が少しずつ色づき、参道の先まで金色の光に照らされる瞬間は、思わず息をのむ美しさ!日本一を誇る大注連縄(しめなわ)・大太鼓・大鈴や黄金伝説、開運のご利益に季節の祭りなど、見どころが盛りだくさんです。「何事にも打ち勝つ開運」の神様として親しまれている宮地嶽神社の魅力を一挙紹介します。


年に2回だけ現れる奇跡の絶景!「光の道」とは?

「光の道」が現れるのは、2月下旬と10月下旬の年2回だけ。神社から西へまっすぐのびる参道の先に、玄界灘に沈む夕陽がぴたりと重なり、黄金色の「光の道」が浮かびあがります。日が傾くにつれ、空の色も刻一刻と変化していくこの神秘的な光景は、大手航空会社のCMで紹介され、「一生に一度は見たい」と国内外から多くの人が来訪。期間中は「光の道 夕陽のまつり」が開催され、特別記念御朱印が頒布されます。
「光の道」以外のシーズンでも、神社から海まで見渡せる景色からは、どこかスピリチュアルで特別なパワーを感じられるはず。参拝と合わせて、ぜひゆっくり眺めてみてください。


圧巻のスケールで参拝者を迎える「3つの日本一」

宮地嶽神社には、「3つの日本一」が奉納されています。神社のシンボルである「大注連縄」、重厚な音色を響かせる「大太鼓」、そして存在感あふれる「大鈴」は必見です。


①大注連縄

拝殿に近づくと、まず目に飛び込んでくる巨大な大注連縄。直径約2.6m、長さ約11m、重さ約3tという大きさで、宮地嶽神社のシンボルです。下から見上げれば、そのスケールに圧倒されるはず!御神田で丹精込めて育てられた稲わらを使い、多くの人々の奉仕によって毎年12月に掛け替えられています。


②大太鼓

国内で調達した材料で作られた太鼓としては、日本一の大きさを誇ります。直径約2.2mの堂々たる姿は、近くで見るほど迫力満点。胴はヒノキの原木に漆を何層にも塗り重ね、鼓面には和牛の皮を使用しており、その響きは数km先まで届くのだそう。毎年1月1日の午前0時に打ち鳴らされ、新年の幕開けを告げる音を聞きに、多くの人が初詣に訪れます。


③大鈴

重さは約450kg、どっしりとした銅製の大鈴で、かつて拝殿に掲げられていましたが、現在は専用の「鈴堂」に奉安されています。大注連縄や大太鼓とあわせて見て回ると、宮地嶽神社ならではの圧倒的なスケール感を肌で感じられるはずです。


金の冠がキラリ!宮地嶽に眠る古代のロマン

神社の敷地内には、6世紀末の建立とされる遺跡も残されています。遺跡からは金の冠や刀、金銅製の鐙(あぶみ)、鞍(くら)など、きらびやかな副葬品が数多く出土。境内を歩きながら、かつてここが古代北部九州の重要な聖地だったことに思いを馳せると、深いロマンを感じずにはいられません。黄金に彩られた宝物の物語は、宮地嶽神社の開運信仰のルーツでもあり、歴史好きの旅心をくすぐります。

Column

勝負運がつく!三柱の神様に開運祈願-1

宮地嶽三柱大神額(宮地嶽神社提供)

勝負運がつく!三柱の神様に開運祈願

宮地嶽神社の御祭神は、息長足比売命(おきながたらしひめのみこと、別名・神功皇后)と、随臣の勝村大神(かつむらのおおかみ)、勝頼大神(かつよりのおおかみ)の三柱。神功皇后がこの地から海を望み、開運を祈って船出したという伝承から、宮地嶽神社は「何事にも打ち勝つ開運の神様」として信仰されています。仕事、学業、恋愛と新たな挑戦を始める際には、その力強いご利益を授かりに訪れてはいかがでしょうか。


巡れば願いが叶う!? 「奥の宮八社」で開運散歩

本殿の奥には、「奥の宮八社」と呼ばれる8つのお社が点在しています。一社ずつお参りをすると大願が叶うとされ、多くの人が訪れる散策コースです。

※「奥の宮八社」の写真は宮地嶽神社提供

  • 七福神社(宮地嶽神社提供)

    一番社・七福神社

    古くから福徳の神として信仰されている「七福神(恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋)」を祀り、さまざまなご利益を受けることができます。

  • 稲荷神社(宮地嶽神社提供)

    二番社・稲荷神社

    鮮やかな朱色の鳥居が目を引く稲荷神社。「稲荷」は稲が実ることを意味し、五穀豊穣や食物の恵みを守る神様として崇敬を集めています。

  • 不動神社(宮地嶽神社提供)

    三番社・不動神社

    日本最大級ともいわれる横穴式石室古墳の中に、不動明王を祀っています。古墳からは金の冠や太刀など約300点の副葬品が出土し、そのうち約20点は国宝に指定されています。年に3回ある大祭では、石室の奥まで入ってお参りすることができます。

  • 万地蔵尊(宮地嶽神社提供)

    四番社・万地蔵尊

    まるくにこやかな姿のお地蔵様。子どもの願いごとは「万(よろず)」=何でも聞き届けられるとされ、多くの家族連れが足を運びます。

  • 恋の宮(宮地嶽神社提供)

    五番社・恋の宮(淡島神社と濡髪大明神)

    お祀りしているのは、女性の体を守る「あわしま様(淡島神社)」と、心を守る「ぬれがみ様(濡髪大明神)」。恋愛成就にご利益があるとされ、恋にまつわる願いを込めた「ハート絵馬」が数多く奉納されています。

  • 三宝荒神(宮地嶽神社提供)

    六番社・三宝荒神

    「三宝」とは生活の根幹を成す水、食物を生育させる土、調理する火といわれています。昔は竈(かまど)の火で煮炊きをしていたことから、その場所の守り神、台所や食べ物・調理の神様として信仰されています。

  • 水神社(宮地嶽神社提供)

    七番社・水神社

    宮地嶽周辺では、降った雨が地下水となり、こんこんと湧き出て、飢饉の時も水枯れしませんでした。そのためここには龍神様が祀られ、地元の人々から篤く信仰されてきました。毎年7月28日には、水の恵みに感謝する祭典を斎行し、「そうめん流し」が行われます。

  • 薬師神社(宮地嶽神社提供)

    八番社・薬師神社

    山中で修行を行う修験者が、無病息災を祈って薬師如来を祀ったのが始まり。病気平癒祈願や、護符(お札)、和漢薬草を求める参拝者が絶えません。毎年5月3日の「薬草祭」では、「薬草よもぎ餅」が振る舞われます。

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境内奥に広がる日本の原風景を散策してみよう-1

境内奥に広がる日本の原風景を散策してみよう

「宮地嶽自然広苑(みやじだけしぜんこうえん)」には、合掌造りなど日本各地の古民家が移築復元されており、まるで昔話の世界にタイムスリップしたかのよう!春は桜、ツツジ、初夏には菖蒲やあじさいが咲く花の名所としても知られています。
また、「三番社・不動神社」の先には、全長約2.4kmの「宮地嶽自然歩道」が続いています。山頂には福津市街や玄界灘を一望できるビューポイントがあり、人気のハイキングコースです。時間と体力に余裕があれば、ぜひ足を延ばしてみてください。


菖蒲、風鈴、花火など季節ごとに行きたくなるイベント

訪れる時期によって、さまざまな楽しみ方ができるのも宮地嶽神社の魅力。境内では年間を通して、古くから受け継がれてきた伝統ある神事が執り行われています。


①菖蒲まつり(5月中旬〜6月上旬)

5月31日の「江戸菖蒲初刈り神事」を皮切りに、境内には100種10万株の江戸菖蒲が咲き誇る、九州随一の「菖蒲まつり」です。紫や白の花が風に揺れる景色は、爽やかな初夏の旅にぴったり。カメラを片手に境内を歩けば、心和むひと時を過ごせます。


②風凛(ふうりん)まつり(7月1日〜8月31日)

夏の参道を彩るのは、色とりどりの風鈴。奥の宮の参道に約10,000個の風鈴が飾られ、風が吹き抜けるたびチリンチリンと涼やかな音色を奏でます。夜はライトアップされ、きらめく天の川のような幻想的な空間に。昼と夜で雰囲気が変わるので、時間を変えて訪れるのがおすすめです。


③秋季大祭・御神幸祭(9月21日〜23日)

約700年の歴史を持つ宮地嶽神社最大のお祭り。御神輿に乗られた大神様が、秋の実りを確かめながら氏子地域を巡ります。中日の22日には、参拝者の願いを花火に託して打ち上げる「ねがいかなえ!開運花火大会」を開催。最終日の23日には、王朝絵巻さながらの大行列が宮地浜から参道にかけて練り歩き、祭りは最高潮を迎えます。


旅の記念に選びたい!御朱印とお守り

御朱印は、社殿に向かって左の社務所でいただけます。定番のデザインに加えて、季節や行事に合わせた限定の御朱印も登場するため、必ず立ち寄る方も多いのだそう。「光の道」をイメージしたオリジナルの御朱印帳は、旅の記念にぴったりです。奥の宮八社の御朱印もあり、八社巡りの記念として集めてはいかがでしょうか。


参拝後のお楽しみ!参道名物「松ヶ枝餅」を食べ比べ

境内をたっぷり散策したあとは、参道の門前町で名物の「松ヶ枝餅(まつがえもち)」を味わいましょう。もち米とうるち米を合わせた生地にあんこを包んで焼いており、表面はパリッと香ばしく中はしっとりモチモチ!表面には、宮地嶽神社の社紋である「三階松」の焼印が入っています。白餅を使った「白」と、生地によもぎを練り込んだ「よもぎ」の2種類が基本。店ごとに味わいが異なるので、ぜひ食べ比べを楽しんでください。


基本情報&アクセス

住所:福岡県福津市宮司元町7-1
開門時間:日の出〜日の入
社務所:9:00〜17:00(時期により変動)

【公共交通でのアクセス】
・JR鹿児島本線「福間駅」から西鉄バス(津屋崎橋行)、「宮地嶽神社前」バス停下車すぐ
【車でのアクセス】
・九州自動車道「古賀IC」から約20分
・駐車場あり


まとめ

「光の道」の絶景はもちろん、開運祈願や「3つの日本一」、四季の祭りや参道グルメなど、見どころが尽きない宮地嶽神社。いつ訪れても違った魅力に出合える福津のパワースポットへ、ぜひ足を運んでみてください。
海へと続く参道の先には、きっと忘れられない景色が待っています。


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