赤坂土人形（赤坂飴本舗）

あかさかつちにんぎょう（あかさかあめほんぽ）

見る人の心を和ませる赤坂土人形。もともと陶芸職人の専門以外の技として製作されたというこの人形は、別名「ててっぽっぽ（不器用な人という意味）」とも呼ばれ、筑後では古くから子どもの玩具や民芸品として親しまれてきた。しかし現在、作っているのは「赤坂飴本舗」店主の野口紘一さんただ1人。赤土を素焼きしたものに胡粉（貝殻を焼いて作った顔料）をかけ、紅、黄、青などの食用色素で彩色するという昔ながらの製法を守り続けている。素朴さを出すために、型を合わせる際にできる「耳」を残すのも特徴的だ。出来上がった作品は、子守笛に鳩笛、ふくろう笛の他、福助、天神、猿など愛嬌のある作品ばかり。シンプルなデザインがかわいらしい。ただし、これらの人形は常時製作していないため、購入には事前予約が必要となる。また、こちらでは米を原料にした「赤坂飴」も名物品。茶飴や棒飴など種類も豊富で、どれも懐かしい味と評判だ。店は国道209号線沿いにあり、看板が目印。気軽に立ち寄ってみよう！

基本情報

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

赤坂土人形（赤坂飴本舗）

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