【2025】博多旧市街ライトアップウォークを楽しむ（博多駅～祇園駅）

博多の夜を幻想的に彩る「博多旧市街ライトアップウォーク」を楽しむモデルコースをご紹介します。

スタートは博多駅。賑わう駅前を抜け、承天寺などの由緒ある寺社を巡れば、普段は静かな境内が光に包まれ、歴史とアートが融合した特別な空間に出会えます。参道沿いには期間限定の屋台などもあり、散策の合間に一息つくのもおすすめです。

博多の街並みや石畳を歩きながら、古都の情緒と現代の演出が調和する風景を楽しみ、ゴールの祇園駅へ。短時間で効率よく名所を巡れるこのコースは、観光客にも地元の方にも人気の夜の楽しみ方です。

所要時間

3時間10分
交通手段

徒歩

START

17:45　博多駅

九州北部に位置し、博多湾に面する港湾都市である博多地区。中世には貿易都市として栄えた歴史を持ち、現在も天神エリアと並んでビジネス、観光の拠点となっている。九州最大の駅である博多駅は九州・福岡を代表するターミナル駅で、当駅を拠点に九州の各主要都市を結ぶ特急列車や福岡都市圏を走る多くの快速･準快速・普通列車が発着する。2009年10月には飲食店やおみやげ屋、アパレルブランドの店舗が入った「博多デイトス」が駅ビルとしてオープンし、2011年春には九州新幹線全線開通にあわせて阪急百貨店が出店。

基本情報

住所	福岡県福岡市博多区

詳しく見る

住所		福岡県福岡市博多区

徒歩約10分

18:00　千年門クラシカル

18:20　承天寺

18:50　承天寺夜市（休憩）

徒歩約3分

妙楽寺

臨済宗大徳寺派で、山号は石城山。東長寺東側の南北に走る御供所町通りに位置しています。
正和5年（1316年）、大応国師（南浦紹明）の法弟･月堂宗規の開山。石城は元寇防塁にちなむ博多の異称です。草創の寺地は博多湾岸の沖の浜にあり、遣明使一行が宿泊するなど対外交渉の一拠点になっていました。天正年間（1573～1591年）に焼失し、慶長年間初代福岡藩主･黒田長政の入国後、慶長年間に現在地に移転しました。博多の豪商神屋宗湛や伊藤小左衛門、黒田家重臣の墓もあります。

基本情報

住所	福岡県福岡市御供所町13-6 妙楽寺

詳しく見る

住所		福岡県福岡市御供所町13-6 妙楽寺

永寿院

黒田家ゆかりの静寂、歴史とともに息づく寺

永寿院は博多区御供所町にある臨済宗大徳寺派のお寺です。
寛文元年（1664年）黒田家の重臣小河平右衛門常章が、先に亡くなった妻や嫡子・幼女の菩提の為、崇福寺の圓慧霊通禅師江雲宗龍和尚（小堀遠州公の甥）を請じて建立された寺で、今に創建当時の本堂や庭園を残しています。

基本情報

住所	〒812-0037　福岡県福岡市博多区御供所町13-7 永寿院
電話番号	092-291-8004
営業時間	9:00～17:00

詳しく見る

住所		〒812-0037　福岡県福岡市博多区御供所町13-7 永寿院
電話番号		092-291-8004
営業時間		9:00～17:00

円覚寺

博多に伝わった禅の歴史を今に伝える由緒ある寺院

円覚寺は、博多に伝わった禅の歴史を今に伝える由緒ある寺院です。創建は鎌倉時代中期。中国から来日した高僧・蘭渓道隆（らんけいどうりゅう）が、太宰府の学者・藤原道信や鎌倉幕府執権・北条時頼の協力を得て開いたと伝えられています。蘭渓道隆は1246年に来日し、博多で道信と出会ったことをきっかけに、臨済宗の教えを広めました。道信もまた禅に深く帰依し、自らの別荘を博多千磐浜（現在の祇園町付近）に移し、そこに寺を構えたのが円覚寺のはじまりです。

一度は戦乱により焼失しましたが、江戸時代の1636年、現在の博多御供所町に再建され、聖福寺の塔頭寺院として受け継がれてきました。今も静かな佇まいを見せる境内は、博多の中心にありながら落ち着いた雰囲気に包まれ、禅の歴史を感じられる場所です。博多の町歩きの際には、ぜひ立ち寄ってその歴史と趣を味わってみてはいかがでしょうか。

基本情報

住所	〒812-0037　福岡県福岡市博多区御供所町13-11 円覚寺
電話番号	092-291-3988

詳しく見る

住所		〒812-0037　福岡県福岡市博多区御供所町13-11 円覚寺
電話番号		092-291-3988

徒歩約3分

東長寺

歴史ファン必見！弘法大師創建の日本最古の密教寺院

唐での修業を終えた空海（弘法大師）が806年頃に建立したと伝わります。密教が東方に長きに渡り伝わるようにと祈願されました。
筑前国主二代目黒田忠之（ただゆき）、三代目光之（みつゆき）が眠る墳墓があることでも知られる東長寺。福岡大仏として親しまれる高さ約16.1ｍの木造釈迦仏は坐像として日本一の大きさ。寺蔵には平安時代に槙材一木に彫られた千手観音菩薩があり、国の重要文化財に指定されています。例年2月に行われる節分祭は室町時代から伝わる伝統行事。七福神やお多福、赤鬼、青鬼が豆まきに登場し大いに盛り上がり、毎年多くの参拝客でにぎわいます。

周辺は歴史ある寺社が連なり静寂な街並みが残るエリアで、東長寺はライトアップイベントの舞台の一つとなります。博多の歴史的な景観をより多くの人に親しんでもらおうという趣旨で開催され、今では博多の秋の風物詩となっているイベントです。
博多旧市街の雰囲気や空気感にふれながら街歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。

基本情報