多賀神社 御神幸

たがじんじゃ ごじんこう

多賀神社御神幸は300年以上の伝統があり、3年に1度、多賀神社の秋季大祭の中日に実施されてきましたが、諸般の事情により平成4年(1992年)を最後に実施されることなく今日に至っていました。平成30年(2018年)頃より、今この時期に再興しないと途絶えてしまうとの危機感をもとにさらに協議を重ねた結果、令和2年(2020年)10月17日の実施となりましたが、コロナ感染拡大の影響により1年延期、さらにもう1年延期となり、今日を迎えています。

多賀神社御神幸は、多賀神社の氏子地域(JR直方駅周辺の市街地)をお上り、お下りで約4時間かけて1日で行粧するもので、起源については諸説ありますが、我が国の三大祭りの一つである「葵祭」に類した祭礼です。現在の形態へ整備されたのは、直方藩黒田長清公の時代(1709年)と言われています。その行粧は、平安時代の京における装束と江戸時代の武士の装束である直垂を着用した氏子300余名が供奉して延々300mにおよぶものです。また、衣冠装束姿の紅褐紫白とりどりの色彩と幽玄なる音色、100張にもおよぶ高張提灯・弓張提灯の照らす弱光は、神秘にして典雅、みやびやかにして荘厳な古典一大絵巻です。

他の御神幸にない特色としては、御神体が神馬に奉戴して渡御される「御神馬(御)錦蓋」(ごしんめ、ぎょ、きんがい)および神霊に供する宮司が輿に乗る「宮司揚輿」で、全国の祭礼でも珍しいと言われています。

基本情報

住所 〒822-0016 福岡県直方市直方701(多賀神社内)
電話番号 0949-22-0125(多賀神社)
FAX番号 0949-22-3434
開催日 10月の第2もしくは第3土曜(3年に1度)
営業時間 15:00~20:00
駐車場 遠賀川河川敷駐車場(無料)
アクセス情報 JR福北ゆたか線「直方駅」から徒歩約10分

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

SHARE

エリア
筑豊エリア
カテゴリー
祭り・伝統行事

周辺にあるスポット 周辺にあるスポット

このページを見ている人は、こんなページも見ています このページを見ている人は、こんなページも見ています

当サイトでは、利便性の向上と利用状況の解析、広告配信のためにCookieを使用しています。サイトを閲覧いただく際には、Cookieの使用に同意いただく必要があります。詳細はクッキーポリシーをご確認ください。
ページトップへ