蒲池焼 彦三郎窯

かまちやきひこさぶろうがま

みやま柳川IC近く、女山神籠石(ぞやまこうごいし)がある女山の麓にある田嶋芳実さんの工房。脱サラして35歳のときに憧れだった窯を開いた。蒲池焼は柳川藩の御用窯で陶祖は家長彦三郎。代々続いた家長家は維新時に窯が途絶え、分家も明治末期に廃業したという。その名を残そうと継いでいるものの、現在、田嶋さんが焼いているのはオリジナルだ。食器、花器などからオブジェ的なものまで作風は多様。「人の作品に影響されない自然体で出てきた独自のインスピレーションを大事にしています」と言う田嶋さん。土は荒めのものを使用。「土との出合いが焼き上がりにつながります」。その形も独創的。「輪投げ」はドーナツ型の花器を重ねたもので、積み上げても、ばらばらでも使うことができる。「火炎」はこの山の古代の記憶を呼び覚ますようなエネルギーに溢れる。田嶋さんならではの技法に「一珍紋(いっちんもん)」がある。釉薬を絞り出すようにして細い線で模様を作品全体に描くもので緻密な作業を要する。「この技法を大事にして、これからも育てていきたい。創り始めるとき、模様を描いているときはいつもワクワクします」と、日々制作に励む田嶋さんだ。年に数回、福岡市内や地元で作品展も開催。

基本情報

住所 〒835-0005 福岡県みやま市瀬高町大草916-9
電話番号 0944-63-7553(蒲池焼 彦三郎窯)
FAX番号 0944-63-7553
営業時間 10:00~17:00
定休日 不定休
料金 湯のみ 1,050円~
コーヒーカップ 4200円~
カップ 2,625円~
長皿 21,000円~
一珍紋花入 31,500円~
輪投げ花入 47,250円~
大皿(魚模様) 168,000円~
火炎 840,000~
二重ドーナツ花入 262,500円~

★陶芸教室開催予定
ろくろ主体
希望者は相談を
駐車場 あり
アクセス情報 JR九州鹿児島本線「瀬高駅」から車で約5分

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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エリア
筑後エリア
カテゴリー
工芸品

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