女山神籠石

「女山神籠石(ぞやまこうごいし)」は、みやま市にある国指定の史跡です。古塚山(ふるつかやま)を中心に1辺約70cmの立方体に加工された礫岩(れきがん ※小石が凝固してできた岩石)が、山に沿って馬のひづめのような馬蹄状(ばていじょう)に並んでいます。列石を横切る粥餅(かゆもち)谷・長(はせ)谷・源吾(げんご)谷・産女(うめ)谷には水門が設けられており、そのうちの粥餅谷と長谷が比較的、水門の原形をとどめています。女山神籠石は全長約3㎞に及び、山麓最北端の横尾(よこお)谷より北半分についてはまだ不明です。築造の目的については、これまで「神域説」と「山城説」の両説の間で争われてきましたが、近年の調査により7世紀頃に構築された山城遺構とする見解が強まっています。神籠石がある場所は女山史跡森林公園として整備されているので、散策しながら歴史を楽しむのもおすすめです。


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基本情報

住所 福岡県みやま市瀬高町大草
電話番号 0944-64-1523

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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カテゴリー
史跡・古墳・遺跡

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