新町遺跡展示館

しんまちいせきしりょうかん

1986(昭和61)年の発掘調査で発見された「新町(しんまち)遺跡」の遺構を再現・展示。当時の志摩町教育委員会によって行われた発掘調査では、約300㎡という狭い調査区にも関わらず、57基もの墓が検出されました。墓に供献された小壺などから、支石墓(複数の石で構成された墓)が造られたのは弥生時代早期~前期ごろと推測されています。これは、稲作をはじめとする朝鮮半島からの文化を受け入れた時期にあたることが分かっており、人類学のうえでも非常に注目されています。
この第1次調査が行われた区画を、1992年に町の史跡に指定し、地下の遺構が破壊されないように土を盛り、建物の内部には、調査当時のままの遺構が再現され、新町遺跡展示館が建設されました。

基本情報

住所 〒819-1333 福岡県糸島市志摩新町71-1
電話番号 092-332-2093(糸島市文化課)
FAX番号 092-321-0920
営業時間 9:00~16:00
定休日 月曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
料金 無料
駐車場 2台
アクセス情報 JR筑肥線「筑前前原駅」より昭和バス、「新町」から徒歩約5分
ウェブサイト 関連サイトはこちら

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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支石墓に埋葬された人骨は縄文人の特徴を色濃く残しており、抜歯などが施されたもの、磨製石鏃(ませいせきぞく)と呼ばれる矢じりを打ち込まれて絶命したものなどがあり、弥生時代の始まりに関する貴重な資料となっています。遺跡があった場所にある展示館では、支石墓や甕棺墓(かめかんぼ)といった貴重な遺構の復元模型が展示されています。

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エリア
福岡エリア
カテゴリー
史跡・古墳・遺跡 美術館・博物館・資料館

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