【芦屋釜の里】開館30周年記念特別展「芦屋釜の美と鋳物師の技」

室町時代、茶の湯釜として全国に名を馳せた芦屋釜の復興を目指して1995年に開館した芦屋釜の里は、2025年の今年、開館30周年を迎えます。それを記念して、芦屋鋳物師（あしやいもじ）が製作した芦屋釜をはじめとする名品の数々を展示します。

見どころは、「芦屋楓流水鶏図真形釜（あしやかえでりゅうすいにわとりずしんなりがま）」（九州国立博物館蔵）、「鰐口（わにぐち）」（今八幡宮蔵）、そして芦屋町が所蔵する「芦屋霰地真形釜（あしやあられじしんなりがま）」の3点の国指定重要文化財。芦屋の先人たちが生み出した最高峰の作品を、間近で見ることができる絶好の機会です。芦屋釜の美とそれを生み出した鋳物師たちの技を、ぜひ堪能してください。

【会期中イベント】
①ギャラリートーク（呈茶付き）
2025年11月1日（土）10:00～11:30
中学生以上、定員40人（先着順）
18歳以上700円、中高生400円
※申し込みは2025年10月1日（水）～
②八女茶×芦屋釜～600年の歴史と伝統～
2025年11月15日（土）・16日（日）10:00～15:00
八女抹茶の呈茶や煎茶の飲み比べ、生け花教室、福岡県産品の点心（弁当）販売など、福岡尽くしの楽しいイベントです。