【サイクル福岡】ジャイアントストアの想いを込めて-1

【サイクル福岡】ジャイアントストアの想いを込めて


福岡県台湾派遣団への参加

今回の台湾ツアー、最初お声がけいただいた時は一身上の都合で参加は無理かな?と思っていました。しかし、ジャイアントストア直方のオーナーとして「ジャイアントの故郷を一度は旅しないと、オープン当初に来店していただいた当時のトニーCEOに申し訳ない」。それだけが心の端にありました。
思い返せば、ショップの先代である私の父(2023年、去)が1970年に台湾へ渡航していたのです。当時の台湾(中華民国)は 中華人民共和国の関係が悪化し、国連から中華民国追放されていましたが、日本との関係はあり、親日と聞いていました。父からも親切な人ばかりだったと聞かされていました。
その父もいない、自分自身を変えたいと悩んでいた私の背中を妻がそっと押してくれました。そして2024年、台湾へ渡航するきっかけをいただいたのです。


話は前後しますが、2016年10月に九州初のジャイアントストアFC店になりました。
その当時、いろんな声を聞きました。でも、自分自身がジャイアントストアをやってみたかった。自分の可能性を見つけたい、それだけのことでした。その時の背中を押してくれたのも妻でした。ジャイアントからの熱い気持ちもいただきました。そして九州2店舗目のジャイアントストア直方ができました。
そんなジャイアントを生み出した台湾には相当な思いがあったのです。感慨深く、機上の人になったのです。
意外な気づきを一つ。石垣島と台湾の近さにびっくり。韓国と福岡よりも近い!!


台湾ツアー1日目から2日目

福岡空港から台湾桃園空港へ。福岡のほうが暑かったし、台湾のほうが快適かも?台北で一泊し、レースの舞台となる花蓮県へ。天気に恵まれて、太平洋も美しい。そして一向はジャイアントストアへ。捷安特 花蓮店。急な来訪に関わらず笑顔、笑顔。オープンな雰囲気、オープンな店長と交流できました。本当に嬉しい時間でした。
ホテルで翌日のレースの準備。レンタバイクを頼んでおいたのですが、ブレーキに一抹の不安を感じたのが、どうなるか。


台湾ツアー3日目

レース本番の日を迎え、一向は花蓮太平洋公園を出発。この日は95kmのコース。台湾のサイクリングロードは本当に走りやすいです。しかし、途中でブレーキが利いたままで走っていることに気づきました。残り数kmで足がつり、まったく走れなくなりゴールを断念。この日はサポートカーに収容されて到着予定地まで。宿舎の温泉で体を休め、そのまま布団と同化して眠りについたのでした。


台湾ツアー4日目〜5日目

ブレーキを完全に治して再スタート。穏やかな山沿いを65km。ずっと快適に走れたから、とにかく楽しい。昼食もおいしい。何より台湾の人たちの笑顔で癒されました。レース後は台北に戻り、お土産を買いに三越へ。初めて台湾の地下鉄も経験しました。
最終日は朝の自由時間後、すぐ帰路へ。福岡空港へ着くと駐車代金が15,000円!?
あぜん! 利用規約を見誤っていました。


台湾の自転車文化に感動

淡々と振り返ってしまいましたが、台湾への想いを少々。
台湾の皆さんは、私たち日本人に対して優しいと感じます。どこかに敬意とも思える接し方があって嬉しかったです。僕が知るオーストラリアや韓国、アメリカとは違うのです。言葉にできない温かさがあるのです。住んでいる人の表情に、日本の昭和バブル期とは違う、新鮮な情熱と清潔感の融合を感じました。これは市場に行くと、その活気になおさら感じたことでした。


大事なことをもう一つ。オーストラリアや韓国、もちろん日本とも違ったのは、自転車も含めた2輪に対する考えです。本当に自転車の先進国なのです。信号ごとに、きちんと2輪が他の自動車やバスなどの交通機関よりも前で信号待ちをする。これはびっくりしました。なんと統制された交通マナーの高さでしょう。どうすればこのようなマナーが確立するのか?その経緯をしりたいと本気で思いました。自転車道路の道幅にも、その政治的高尚さを感じざるを得ません。普通道路の1車線を確保しているのですから。こうれば自動車の幅寄せもないし、自転車が本当に走りやすい。自転車の社会立場が確立されているのです。うらやましい。とにかく、5日間ずっと思っていました。

ジャイアントの国。TCRやPROPELを生んだ国。自転車が社会に溶け込んでいる風景を持つ国。
父や僕が、ずっと思ってきた自転車社会の確立は、お隣の国で見ることができました。

ありがとう、台湾。
ありがとう、日本。


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