大隈城跡(益富城跡)(嘉穂益富城自然公園)

おおくまじょうあと(ますとみじょうあと)(かほますとみじょうしぜんこうえん)

豊臣秀吉の「一夜城伝説」が生まれた場所

嘉麻市の城山(標高約190m)の山頂に築かれた大隈城跡(益富城跡)は、現在は公園(嘉穂益富城自然公園)として整備され、戦国の面影を今に伝える史跡です。

戦国時代には、秋月種実の隠居城として版図拡大の拠点となり、豊臣秀吉の九州出兵の際には「一夜城伝説」が生まれた場所として知られています。秀吉が一晩で城壁を築き上げ、古処山に逃れた秋月氏を降参させたというこの逸話は、多くの歴史ファンを魅了しています。

また、江戸時代には、黒田家の重臣・後藤又兵衛や母里太兵衛が入城し、筑前六端城のひとつとして重要な役割を担いました。

現在でも、山頂の周辺には戦国時代の曲輪群や竪堀群が良好に残り、山頂部には江戸時代の石垣跡や枡形虎口跡などを見学することができます。自然豊かな山頂からは嘉麻市の景観も望め、ハイキングや歴史散策にぴったりのスポットです。

基本情報

住所 〒820-0303 福岡県嘉麻市中益248 益富城跡
電話番号 0948-62-5720(嘉麻市生涯学習課)
駐車場 10台
アクセス情報 「飯塚バスターミナル」より西鉄バスで約40分、「大隈」から徒歩約20分
ウェブサイト 嘉麻市公式サイト
嘉麻市観光まちづくり協会公式サイト

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

一夜城まつり 一夜城まつり

毎年秋に開催され、連日ライトアップされた荘厳な一夜城が益富城址に蘇り、多くの来場者(約10,000人)が訪れるイベントです。打ち上げ花火なども予定されています。

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エリア
筑豊エリア
カテゴリー
史跡・古墳・遺跡

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