求菩提山

くぼてさん

求菩提山(国指定史跡)は、福岡県豊前市のほぼ南に位置する、標高782mの円錐形の山です。かつて「一山五百坊」と形容された山は、豊前修験道のメッカとして英彦山とともに大きな役割を果たしました。山内には修行の場や山伏たちが生活をした坊跡、堂宇、墓など当時を偲ぶことが出来る多くの遺構が遺されています。
平成13年(2001)には国の史跡に指定され、わが国を代表する修験の山として評価されました。また、山麓の集落は「求菩提の農村景観」として、平成24年(2012年)国の重要文化的景観に選定されています。
毎年3月の最終日曜日には、山頂国玉神社中宮で「お田植祭」(県指定無形民族文化財)が行われ、新緑の頃(4~5月)と紅葉の頃(11月)には数多くの登山者でにぎわう。

基本情報

住所 〒828-0086 福岡県豊前市大字求菩提
電話番号 0979-82-1111(豊前市 生涯学習課)
駐車場 40台(求菩提山公共駐車場)
大型の駐車場 10台
アクセス情報 JR「宇島駅」より豊前市バス「菩提寺資料館」から徒歩約60分
東九州自動車道「豊前IC」から約20分

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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古くから多くの山伏が修行に明け暮れた聖地であり、宿坊跡や体を洗い清める禊場(みそぎば)、飲食を禁じた聖域に入る前の水飲み場、そして無数の窟など多くの修行の痕跡が残されています。
山麓の集落は「求菩提の農村景観」として、国の重要文化的景観に選定されています。そしてこの山はかつて火山だったことでも知られています。火山の名残なのか、山中には信仰の対象となった岩である磐座(いわくら)の巨石群などが見られるほか、今でも「辰の口」といわれる岩穴からは蒸気を見ることができるというから驚きです!まさに山全体がパワースポットといえるでしょう。

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エリア
北九州エリア
カテゴリー
山・高原 景勝地・天然記念物 史跡・古墳・遺跡

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