【2023年最新情報】福岡県秋のイチオシスポット!~奇跡の絶景を訪ねて~-1

【2023年最新情報】福岡県秋のイチオシスポット!~奇跡の絶景を訪ねて~

カラフルに色づく季節、今年の秋は福岡を訪ねてみませんか。
紅葉だけでなく「一度は見てみたい特別な景色」をご紹介!その瞬間にしか見られない奇跡の絶景に出会えるタイミングや条件、芸術の秋にぴったりな「アートな建築物」の最新情報をお届けします。


「福岡エリア」のおすすめスポット

宮地嶽神社「光の道」【福津市】

神社から海へとまっすぐに続く参道の中央に夕日が沈む頃、まばゆい光が参道を照らし、美しい光の直線「光の道」が現れます。茜色に染まった参道と海に浮かぶ相島(あいのしま)、玄界灘に沈む夕日が一直線に並び輝く光景は、年に2回、2月と10月の晴れた日の数日間しか見られない奇跡の絶景です。
この時期、神社では「夕陽(ゆうひ)のまつり」が開催されます。

【おすすめ条件】晴れ・夕方

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「光の道 開運スイーツフェア」でおいしく開運!-1

「光の道 開運スイーツフェア」でおいしく開運!

福津市の菓子店やカフェで「光の道」にちなんだオリジナルスイーツを期間限定で販売します。クッキーやケーキ、ひんやりスイーツなど、見て食べて楽しめる上に運気もアップ!食事券などが当たるデジタルポイントラリーにもぜひ参加して。

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かがみの海【福津市】

濡れた砂浜や潮だまりが、まるで鏡のように空を映し出す神秘的な光景。
撮影スポットは、福津市の福間海岸と宮地浜、津屋崎海岸の約3kmに連なる遠浅のビーチ。条件といくつかのコツをつかめば、初心者でもスマートフォンで簡単に撮影することができます。季節や天候、時間帯で見え方は変わりますが、秋は雲の表情が豊かで日差しも強くないため撮影に最適。「かがみ」に反射する青い空とうろこ雲、ドラマチックな夕焼けなど、アングルを試して「奇跡の一枚」に挑戦してみませんか。

【おすすめ条件】干潮・晴れ・無風

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撮影時のタイミングとコツ-1

撮影時のタイミングとコツ

大潮の干潮時は絶好のタイミング。波打ち際や潮だまりの際に立ち、地面スレスレの低めのアングルで撮影すると、空と地面の境界線がハッキリして反射がきれいに写ります。マジックアワーは初心者でも素敵な写真が撮れる時間帯。太陽の位置と雲の出方を見ながら撮影するのがポイントです。

ポイントと予想カレンダー

世界遺産・沖ノ島【宗像市】

宗像市の沖合約60kmの玄界灘に浮かぶ、周囲約4kmの世界遺産・沖ノ島。「神の島」と呼ばれるこの島は、島全体が宗像大社沖津宮のご神体なので、一般の人の上陸は禁止されています。
空気が澄む11月と1月の晴れた日は、沖合の島が見える確率が上がります。市内6カ所がビューポイントとされていて、なかでもおすすめは鐘崎(かねざき)の岬に鎮座する織幡神社(おりはたじんじゃ)。高台に位置し、本殿奥の林道を抜けた先にある展望所から島を遠くに見ることができます。参道の石段から見る海岸線や鐘崎の漁港の眺めも絶景。

【おすすめ条件】晴れ

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海の道むなかた館-1

海の道むなかた館

3D映像やVR(仮想現実)を用いて沖ノ島に上陸にしたかのような体験ができる、世界遺産ガイダンス施設「海の道むなかた館」。半球体のドーム状スクリーンに映し出された高精細CGを見ながら、ゲーム機のコントローラーを操作して自由に島の探検ができます。またVRはゴーグルを着用し、360度の映像で沖ノ島をリアルに体感。現地を訪れている気分になれますよ。

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「北九州エリア」のおすすめスポット

平尾台【北九州市・苅田町】

羊の群れのような石灰岩が印象的な国内有数のカルスト台地・平尾台。秋の気配を感じはじめる9月下旬から11月下旬には、ススキが一面に広がり、陽光を浴びてキラキラと銀色に輝く穂が風で揺れる様子は圧巻です。秋が深まるにつれススキの穂が開き、夕日に照らされて金色に反射します。おすすめは平尾台を見渡せる見晴台と大平山(おおひらやま)。360度のパノラマビューで、時間によって装いを変える秋ならではの景色を楽しめます。

【見ごろ】9月下旬~11月下旬


「筑後エリア」のおすすめスポット

三池港「光の航路」【大牟田市】

11月と1月に約10日間ずつ現れる「光の航路」。有明海に沈む夕日の光が三池港の水門の一種、閘門(こうもん)の間を抜け三池港展望所までほぼ一直線に照らします。この時期、普段は立ち入れない「三池港1番岸壁」が開放され、より魅力的な写真を撮ることができます。三池港(みいけこう)は、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつ。歴史に思いをはせながら夕日を眺めてみてはいかがでしょうか。

【おすすめ条件】晴れ・夕方


太原(たいばる)のイチョウ 【八女郡広川町】

太原地区のイチョウ並木は11月中旬~下旬に色づき、あたり一面を黄金色に染め上げます。色づいた葉が落ちると、地面はまるで黄金のカーペットに。その圧巻の景色をひとめ見ようと、毎年多くの人が訪れます。元々は夫婦で営むブドウ畑で、かつて2人で出掛けた紅葉狩りの思い出をたどり亡き妻への思いを込め約80本のイチョウを植えたことが始まり。色づく季節が来るたびに思い出がよみがえる…そんな素敵なエピソードを知って訪れると、また違った景色が見えるかもしれません。
私有地のため普段は立ち入りできませんが、所有者のご厚意により期間限定で見学が可能となっています。マナーを守って鑑賞しましょう。

【見ごろ】11月中旬~下旬


「筑豊エリア」のおすすめスポット

清水寺(せいすいじ)の雲海【宮若市】

山に囲まれた盆地が広がる宮若市。条件がそろうと福岡県内では珍しい「雲海」に出会えます。10~1月の雨上がりで湿気の多い早朝に、雲海の出現率がアップします。おすすめは標高約200mの清水寺(せいすいじ)。山々が雲海の中に浮かぶ島のように見え、明け方にはまるで水墨画のような幻想的な景色が広がります。鞍手町と宮若市にまたがる六ヶ岳(むつがたけ)の山頂からも、雲海の大パノラマを楽しめます。

【おすすめ条件】高湿度・無風・早朝・放射冷却あり
 


アートな建築

太宰府天満宮の仮殿【太宰府市】

太宰府天満宮で124年ぶりとなる御本殿の大改修が始まり、2023年5月、御本殿の前に仮殿が完成しました。緩やかに傾斜した屋根には天満宮を象徴する梅の木などの草木が植えられています。屋根に杜が広がる斬新なデザインは、2025年大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーで建築家の藤本壮介氏が手がけました。「令和の大改修」が行われる3年間限定の特別な光景です。

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月に1度だけ味わえる特別な梅ヶ枝餅-1

月に1度だけ味わえる特別な梅ヶ枝餅

太宰府名物といえば、中央に梅の紋がある白くてまるい「梅ヶ枝餅」。月に1度ずつ緑と紫の梅ヶ枝餅が販売されます。ヨモギ入りの緑は菅原道真公の月命日にあたる25日に、古代米(黒米)入りの紫は九州国立博物館開館10周年記念の試験販売が好評だったことから毎月17日(きゅーはくの日)に販売。限定の梅ヶ枝餅、ぜひ食べ比べてみてくださいね。

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    北九州市立美術館 本館【北九州市】

    正面から2本の直方体の筒が飛び出し、左右対称に翼を広げたようなユニークな外観で「丘の上の双眼鏡」とも呼ばれている美術館。聖堂をイメージして設計された灰色のモダンな建物は、「建築界のノーベル賞」といわれるプリツカー賞を受賞した大分県出身の建築家・磯崎新氏の設計です。
    1階のエントランスホールから入口の方を見ると建物の影が風景を額縁のように切り取り、まるで絵画のような美しさ。自然と調和する建築美が訪れる人の心を魅了します。
     

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    宇宙七曜星の精(うちゅうしちようせいのせい)【北九州市】

    小倉北区を流れる紫川に架かる「太陽の橋」に同じポーズで一列に並ぶ7体のオブジェ。北九州市民の間では「マカロニ星人」「ペンネちゃん」「ちくわ頭」などの愛称で親しまれています。頭はマカロニ、体は人間の不思議な彫刻は、歩道上に市の花「ヒマワリ」の形になるように設計されたトリックアート。春分と秋分の前後に現れる影は絶景に負けない激レアなシルエットです。

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    近代化産業遺産「二本煙突」【田川市】

    「あんまり煙突が高いのでさぞやお月さん煙たかろ」と民謡「炭坑節」に歌われる、高さ約45mの二本煙突。石炭記念公園内に仲良く立つ煙突とその横に昇る月のコラボレーションは、美しい情緒が評価され「日本百名月」に認定されています。秋は空気が澄み美しく月が見える季節。煙突は日没から22:00までライトアップされますので、秋の夜長に足を運んでみませんか。

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    九州芸文館【筑後市】

    九州新幹線・筑後船小屋駅前に整備された芸術文化交流施設。低層に抑えながらもダイナミックで存在感がある建物は、筑後の山並みをイメージした屋根が斜めのデザイン。外壁は石や金属などさまざまな材質の物を組み合わせています。アネックス1はクスノキに囲まれたガラス張り、アネックス2は地元の八女杉を使って複雑な木組みで公園の景色とよくマッチしています。

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フリーミュージアムフクオカ

小・中学生はすべて無料!
福岡県内の美術館・博物館の常設展が無料で鑑賞できる、子ども美術館・博物館無料鑑賞事業を2024年3月まで実施中。公立美術館や博物館、科学館、動物園など計38施設と、以前から常設展を無料としていた施設を含む県内153施設が対象です。県外の小・中学生も無料ですので、この機会にたくさんのアートとの出会いを楽しみましょう。


  • 志賀島(しかのしま)ビジターセンター【福岡市】

    志賀島(しかのしま)ビジターセンター【福岡市】

    「しかのしま資料館」がリニューアルオープン。玄界灘国定公園の豊かな自然を映像やタッチパネルで楽しく学べるようになりました。身近な植物や生物を学ぶ体験イベントやワークショップなども随時開催。多言語も対応可能です。

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  • 大牟田市ともだちや絵本美術館【大牟田市】

    大牟田市ともだちや絵本美術館【大牟田市】

    日本初の動物園内にある絵本美術館。地元出身の絵本作家・内田麟太郎氏の「おれたち、ともだち!」シリーズをはじめ、絵本の原画を所蔵・展示しています。絵本を自由に読めるホールは、親子でゆっくりくつろげる空間となっています。

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  • 直方谷尾美術館(のおがたたにおびじゅつかん)【直方市】

    直方谷尾美術館(のおがたたにおびじゅつかん)【直方市】

    昭和初期に建てられた洋館風の医院を外観はそのままに、内部を改装した美術館。かつて待合室だった部屋を休憩スペースにしたりと、作品をゆっくり鑑賞できる工夫がされています。レトロなレンガ造り別館「アートスペース谷尾」にはガラス工芸品などが展示されています。

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  • 嘉麻市立織田廣喜美術館(かましりつおだひろきびじゅつかん)【嘉麻市】

    嘉麻市立織田廣喜美術館(かましりつおだひろきびじゅつかん)【嘉麻市】

    嘉麻市出身の洋画家・織田廣喜氏の作品をメインに展示する美術館。大理石を薄く切った壁や天井が日光を取り込む館内は、穏やかで温かい雰囲気に包まれています。愛妻リラや息子たちへの愛情を感じる作品がたくさんあり、解説やナレーションを無料のスマホアプリで楽しむことも可能。

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いかがでしたか?福岡県の奇跡の絶景、芸術の秋をお楽しみください。


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