上陸できない世界遺産「沖ノ島」に最も近づける「大島」で心整う旅-1

上陸できない世界遺産「沖ノ島」に最も近づける「大島」で心整う旅

世界遺産の構成資産であり、遺産群の価値の中核をなす「沖ノ島」は島全体がご神体のため、一般の観光客は渡ることができません。そんな沖ノ島に最も近づける「大島」は九州本土からフェリーで約25分と好アクセスなため、日帰りでも訪れることができます。歴史感じるこの島で、絶景と自然に癒される週末を過ごしてみてはいかがでしょうか?


大島ってどんなところ?

宗像市の沖合にある福岡県で一番大きな離島「大島」。世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」に登録された8つの構成資産のうちの2つがあり、 沖ノ島を守ってきた人たちの島とも呼ばれる場所です。
宗像市神湊港渡船ターミナルから大島港渡船ターミナルまでフェリー「おおしま」で約25分、旅客船「しおかぜ」で約15分、海上タクシーで約10分で行くことができます。
島内の移動はレンタカーやレンタサイクルが便利ですが、九州オルレの「宗像・大島コース」を歩くと世界遺産の構成資産や名所をぐるっと回ることができます。


大島にある世界遺産はここ!

宗像大社沖津宮遙拝所(むなかたたいしゃおきつみやようはいしょ)

2017年7月に世界文化遺産登録された世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産の一つ。
沖ノ島は島そのものがご神体であり、信仰の対象です。島に渡ることはできないため、沖ノ島を遥拝(遥か遠くから拝むこと)するために大島の北側の海辺に沖津宮遙拝所が設けられました。天気が良く、空気が澄んだ日には、玄界灘に浮かぶ沖ノ島を遠望することができます。


宗像大社中津宮(むなかたたいしゃなかつみや)

2017年7月に世界文化遺産登録された世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産の一つ。
宗像大社の三つの宮の一つで宗像三女神の湍津姫神(たぎつひめのかみ)を祀っています。大島港の近くに鳥居があり、海の向こうの辺津宮と向かい合って鎮座する形になっています。
参拝者の多くは航海や交通の安全を祈願しており、お札、お守り、御朱印も授与されます。また、沖津宮遙拝所の御朱印も中津宮で授与されます。

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七夕伝説発祥の地-1

七夕伝説発祥の地

宗像大社中津宮の境内には「天の川」という川が流れていて、古くから七夕伝説発祥の地といわれています。天の川を挟んで織女(織姫)を祀る「織女(しょくじょ)神社」、牽牛(彦星)を祀る「牽牛神社」があります。夏になると大島七夕祭りが開催され、竹灯籠の幻想的な光の中で七夕踊りの奉納などが行われます。

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ぜひ立ち寄りたい!大島交流館

2017年7月にオープンした、大島の自然や歴史、沖ノ島との関わりについて映像や写真で紹介する資料館です。「宗像大社中津宮」や「沖津宮遙拝所」についての説明や、立入が禁止されている沖ノ島の歴史や祭祀、大島の人々の暮らしについて知ることができます。大島港渡船フェリーターミナルから徒歩約15分の場所にあるので、ここで学んでから島内をめぐったり、帰りの船の前に訪れるなど旅の締めくくりにもぴったりです。見学は無料です。


大島の絶景&フォトスポットも楽しみたいならここがおすすめ!

  • 御嶽山展望台

    御嶽山展望台

    大島の最高峰、標高224mの御嶽山山頂にある展望台です。360度の大パノラマが絶景で、地島、相島、そして壱岐などの玄海灘の島々や福岡市街地まで眺めることができ、空気が澄んだ日には沖ノ島も望むことができます。

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  • 夢の小夜島

    夢の小夜島

    白い砂浜が広がる「かんす海水浴場」にあり、朱色の鳥居と島を覆う松の緑が美しい小さな島です。海の中にありますが、潮が引くと歩いて渡ることができます。近くにカフェもあります。

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  • 風車展望所

    風車展望所

    小高い丘の上に見えてくる風車が特徴の展望所。眼前に海を望む最高のロケーションが広がります。爽やかな海風とゆったりとした時間の流れを感じられる絶景スポットです。

  • 大島灯台

    大島灯台

    断崖絶壁の上に立つこの白亜の灯台は1926年(大正15年)に灯火したもので、タイル張りの外観が当時の雰囲気を醸し出しています。目の前には玄界灘が広がり、雄大な景色を楽しめます。


大島を歩いて散策してみませんか?

さきほどご紹介した絶景スポット「風車展望所」や「大島灯台」の周辺は遊歩道が整備されているので散策にぴったり。約2kmのコース内には歴史を感じる「砲台跡」や宗像三女神にまつわる逸話が残る「馬蹄岩」など観光スポットがあります。また、春には菜の花、秋にはコスモスなど季節の花々も楽しむことができます。レンタカーやレンタサイクルで回るのも便利ですが、ゆっくり自然を肌で感じながらのウォーキングはいかがでしょうか?

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上級者には、九州オルレ「宗像・大島コース」もおすすめ!-1

上級者には、九州オルレ「宗像・大島コース」もおすすめ!

「オルレ」は韓国・済州島から始まったもので、もともとは済州の言葉で「通りから家に通じる狭い路地」という意味で、済州島の自然を満喫するトレッキングコースとして、「済州オルレ」が誕生しました。

九州にはその姉妹版の「九州オルレ」があり、大島には「宗像・大島コース」があります。所要時間4~5時間、距離11.4kmのコースで、大島港渡船フェリーターミナルからスタートし、宗像大社中津宮~御嶽山の山頂~風車展望所~沖ノ島遙拝所~静かな町並みというルートで、途中に山道や林道もあるので、上級者向けのコースとなっています。

九州オルレ宗像・大島コース

大島ならではのこんな体験も!

うみんぐ大島

豊かな玄界灘の恵みを思う存分楽しみ、味わうことができる海洋体験施設。釣堀や波止場での釣りはもちろん、シーカヤック、海中観察、流木や貝殻などを使った作品づくり(ビーチコーミング)、魚さばき教室など体験メニューが豊富です。釣堀はレンタルも充実しているので手ぶらでOK!釣堀体験では子どもたちも楽しめるようインストラクターの指導を受けることができるほか、食事が付いたプランもあります。※釣堀のご利用は完全予約制です。


小腹が空いたらちょっとブレイク

どちらも大島交流館の近くにあるので、立ち寄りにぴったり!

  • musubi cafe

    musubi cafe

    かんす海水浴場のすぐ目の前にある、ゆったりと島時間を味わえるカフェ。大島名産の甘夏を使った手作りシェイク、甘夏ジェラートや「漁師サンド」などが人気です。テイクアウトもOK。

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  • kitchen KAIKYU

    kitchen KAIKYU

    海を眺めながらホットサンドを食べられるお店で「天然鯛サンド」や「宗像牛メンチカツサンド」などメニューも豊富。ドリンクとのセットもあり、テイクアウトもできます。フェリー乗り場から徒歩約10分の場所にあります。

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まとめ

いかがでしたか?今度の週末は大島で歴史と自然を感じる島旅をしてみてはいかがでしょうか?


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