野方遺跡

のかたいせき

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住居群と高床式倉庫群が別々に環濠で区切られています。住居跡からは多くの土器、石器、鉄器が発見されました。住居群展示館や復元住居などがあり、当時の暮らしぶりが学べるようになっています。敷地内の公園には遊具などもあります。

種別：国指定史跡
築 : 弥生後期～古墳時代
規模：面積21,166平方m

基本情報

住所	〒819-0043　福岡県福岡市西区野方5-11-25
電話番号	092-812-3710
FAX番号	092-733-5537
営業時間	9:00～17:00（入館は16:30まで）
定休日	12月29日～1月3日
料金	無料
駐車場	なし
アクセス情報	西鉄バス「野方遺跡前」すぐ
ウェブサイト	福岡市の文化財サイト

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

"ご来福"で願いを叶えよう

西区野方に位置する、弥生時代後期から古墳時代前期にかけて営まれた大規模な集落跡です。昭和48（1973）年に発掘調査が実施され、1975（昭和50）年に、国史跡に指定されました。弥生時代の集落には大小2つの環濠（かんごう ※防御や排水のために掘った大規模な溝）があり、大きい環濠は10基程度の竪穴住居を、小さい環濠は高床式倉庫を囲んでいました。
古墳時代になると、100基以上の竪穴住居が造られ、集落が繁栄していたことがわかっています。集落のはずれにある墓地では、石や木で組まれた棺を埋葬した墓が多く発見されています。これらのなかには、鉄刀や管玉、中国からもたらされた鏡などが副葬されているものもありました。
現在は「野方遺跡展示館」として整備されており、「住居跡展示館」では、弥生時代と古墳時代の住居跡を発掘調査されたままの姿で見学することができます。