清祀殿
せいしでん
香春岳・三ノ岳に位置する「清祀殿跡」。
平安時代後期の天慶2年(939年)に、「小宮八幡宮」(田川郡・採銅所)が「宇佐神宮」に神鏡を奉納したという記録が残っているが、その神鏡を実際に鋳造した場所がこの「清祀殿跡」だと考えられている。付近には銅を採掘した坑道「間歩(まぶ)」があり、宇佐神宮にゆかりが深いこの場所は「神間歩(かんまぶ)」と呼ばれている。
拝殿風の建物(写真)の屋根は板葺で、九尺間を一間とする三間四方。土間の中央には鍛冶床があった。この建物の後ろには祠と花崗岩の石柱が3基あり、この石柱に完成した神鏡を安置していたと思われる。1956年に福岡県の文化財(史跡)に指定された。
基本情報
住所 | 〒822-1401 福岡県田川郡香春町採銅所長光 |
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電話番号 | 0947-32-8406(香春町役場産業振興課) |
FAX番号 | 0947-32-4815 |
定休日 | 無休(1月1日のみ開催) |
料金 | 無料 |
駐車場 | なし |
アクセス情報 | 八木山バイパス「穂波東IC」から約60分 九州自動車道「小倉南IC」から約30分 JR日田彦山線「採銅所駅」から徒歩約15分 |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
- エリア
- 筑豊エリア
- カテゴリー
- 山・高原 歴史的建造物・町並み・庭園