香春神社

かわらじんじゃ

一ノ岳の麓、田川郡香春町の街並みを見下ろすように建っている香春神社。

新羅の神様「辛国息長大姫大自命(からくにおきながおおひめおおじのみこと)」を祀った神社で、709年崇神天皇の時代、同町の象徴である香春岳の一ノ岳、二ノ岳、三ノ岳に分祀されていた3つの神社を現在の位置に合祭し一祠が営まれました。春には参道沿いに約20本の桜が咲く花見スポットとして賑わいを見せます。

境内には、昭和の初期に山から転げ落ちた「山王石(さんのうせき)」と呼ばれている大石が祀られており、神の霊験であろうと崇敬されています。本殿から鳥居までの石段200m、高低差40mの険しい勾配を活用した「そうめん流し」が開催されます。

桜の開花時期:3月下旬~4月上旬
※開花時期は、気候により変動します。最新情報をご確認の上でお出かけください。

基本情報

住所 〒822-1406 福岡県田川郡香春町香春733
電話番号 0947-32-8406(香春町産業振興課)
営業時間 参拝自由
駐車場 無料駐車場あり
アクセス情報 JR日田英彦山線 香春駅から徒歩約25分
ウェブサイト 関連サイトはこちら

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

"ご来福"で願いを叶えよう "ご来福"で願いを叶えよう

香春神社が文献に初めてみられるのは、8世紀頃に国ごとに編纂された豊前風土記逸文の「鹿春郷(かはらのさと)」。そこに記されている内容から、第一座の辛國息長大姫大自命は朝鮮半島からの渡来神とされています。時期は不明ですが、三神が香春岳三峯に鎮座したため、香春三所大明神と称して崇め奉ったのが由縁とされています。香春神社文書と呼ばれる60点ほどの古文書には、香春神社の縁起、古代香春の地名や風土、採銅のこと、宇佐との繋がりなどについて貴重な内容が書かれています。
境内に足を踏み入れると、山王石と呼ばれるひときわ大きな石が目につきます。高さ4m20cm、周囲約15m60cm、重さ約86トンもあるこの石は、1939(昭和14)年6月30日の午後3時頃に、一ノ岳の採石場から落下してきました。しかし、東回廊の隅柱を損傷しただけで、ほとんど被害がありませんでした。これは神様のおかげであるとされ、現在は神の石として祀られています。(参考文献:香春神社壱千参百年史、香春町史 ほか)

SHARE

エリア
筑豊エリア
カテゴリー
花・植物 神社・仏閣

周辺にあるスポット 周辺にあるスポット

このページを見ている人は、こんなページも見ています このページを見ている人は、こんなページも見ています

このスポットの関連記事

当サイトでは、利便性の向上と利用状況の解析、広告配信のためにCookieを使用しています。サイトを閲覧いただく際には、Cookieの使用に同意いただく必要があります。詳細はクッキーポリシーをご確認ください。
ページトップへ