魚鳥池神社

魚鳥池(ぎょちょうがいけ)には次のような伝説があります。

むかし、仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)が熊襲(くまそ ※九州南部に本拠地を構えヤマト王権に抵抗したとされる人々)征伐のため神功皇后(じんぐうこうごう)と長門から筑紫へ向かいました。皇后は別の船で洞海(くきのうみ ※現在の洞海湾)から入りましたが、この辺りで潮が引いて船が進む事ができませんでした。水先案内の熊鰐(くまわに)は、恐れおののき、すぐさま魚沼(うおいけ)・鳥池を造り、魚や鳥をことごとく集めました。皇后は、ここに魚鳥のたくさん遊ぶさまをみられ、怒りの心もようやく和らぎました。(日本書紀より)

後の人は、この池を魚鳥池と呼び、石を組んで井戸にしました。

かつて、この付近は汐(しお)の入口でしたが、貞享年間(1684~1688)に干拓され、新田となりました。この池からはどんな日照りでも涸れることなくおいしい水が湧き出、人々は飲料水としました。そのためこの池は、皇后の遺徳の賜(たまもの)と敬われました。

このことを長く世に伝えるために明治35年、この池の西側に「魚鳥池の碑」が建立されました。また、ほど近くには神功皇后を御祭神とする「魚鳥池神社」も祀られています。


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基本情報

住所 福岡県北九州市若松区払川286
電話番号 093-741-1105
営業時間 参拝自由
駐車場 なし
アクセス情報 【車】JR若松駅より車で30分

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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エリア
北九州エリア
カテゴリー
神社・仏閣

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