かさの家
かさのや
太宰府天満宮参道、2つ目と3つ目の鳥居の間にある店。店名の「かさの家」はかつて和傘を作っていたことに由来する。庭には柿の木もあり、和傘に塗る柿渋をとっていたという。店頭にも中の照明にも傘が使われている。店頭で梅ヶ枝餅 を売っており、中で食事もできる。ここでぜひ食べたいのは「さいふうどん」だ。「さいふうどん」は明治時代末期に土産物として太宰府天満宮の参道で販売されていたうどん。戦後、製麺所の閉鎖にともない途絶えていたが、太宰府商工会と太宰府食堂組合が復活させた。復活されたうどんの麺は明治時代の味を再現するため、筑後地方の石臼を使って挽いた専用の粉を使用している。小麦をゆっくりと石臼挽きすることで胚芽や小麦の薄皮が入り、小麦が本来持っている繊維質やミネラルなどの栄養素が多く残る、体に優しい麺となっている。手打ちで打たれた麺は通常より平たいのが特徴。「かさの家」の「さいふうどん」は出しもこんぶと鰹節から取っているため、風味がよく美味しい。これに梅肉を添えて出す。「かさの家」で出すうどん麺はすべて、この「さいふうどん」を使っている。ほかにひょうたん型の容器にお赤飯と10品のおかずを入れた合格弁当なども人気がある。
※「さいふ(宰府)」とは太宰府のこと。
基本情報
住所 | 〒818-0117 福岡県太宰府市宰府3-2-41 |
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電話番号 | 092-922-3587(かさの家) |
FAX番号 | 092-922-3587 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | なし |
アクセス情報 | 西鉄太宰府線「太宰府駅」から徒歩約5分 |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
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