安国時甕棺墓群

高良山の北方約2kmの筑後川南岸で、都市計画事業に伴い発掘された弥生時代の遺跡「安国寺甕棺墓群(あんこくじかめかんぼぐん)」。ここでは、弥生時代中期中葉(紀元前後)~後期初(1世紀頃)の間に埋葬された甕棺墓111基、祭祀土坑(さいしどこう ※墓前祭に用いた祭祀用土器を埋めた穴)17基、土壙墓(どこうぼ ※地面に穴を掘っただけの墓)4基、土坑(※人間が土を掘ってできたと考えられる穴で性格が見極めにくいもの)4基が確認されています。遺跡の範囲は東西60m、南北90mの約5,400㎡と推定できることから、まだ、甕棺墓が存在する可能性もあります。

甕棺墓から副葬品などがまったく発見されないことから、身分の差は認められず、共同体の一集団だと考えられています。祭祀土坑が甕棺墓に伴って発見されたなど、筑後地方における弥生時代の精神文化や生活様式を復元するうえで大変重要な遺跡であり、国指定史跡となっています。


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基本情報

住所 福岡県久留米市山川神代1丁目
電話番号 0942-30-9322(久留米市文化財保護課)
営業時間 入場自由
駐車場 なし
アクセス情報 西鉄バス「野口」下車5分

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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エリア
筑後エリア
カテゴリー
史跡・古墳・遺跡

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