【久留米絣】丸亀絣織物工場

久留米絣の製造・販売を行う工場では、江戸時代後期に少女・井上伝が生み出した伝統技術を受け継ぎ、藍と白の柔らかなコントラストが魅力の絣を今に伝えています。素朴でありながら深い味わいをもつ久留米絣は、全国的にも知られる福岡の代表的な工芸品。同工場では、伝統を守りつつ新しい挑戦にも積極的で、ピンクや黄色などの鮮やかな色や、りんご・音符・金魚など若い世代が手に取りたくなるポップな柄など、オリジナルデザインの絣を数多く生み出しています。また、従来の織り方とは異なる「ちぢみ織り」も得意とし、四代目・丸山重徳さんは通産大臣賞をはじめ多くの賞を受賞する実力者です。製品は「久留米地域地場産業振興センター」や「広川町産業展示会館」で購入でき、さらに年2回、7月末と11月末の土・日・月に工場内で展示会を開催。通常よりお得に購入できる機会として人気を集めています。