
九州オルレ 【04中級~上級】みやま・清水山コース ―悠久の歴史と自然で心豊かに―
女山史跡森林公園から清水寺を経由し道の駅みやまへと向かう、歴史と自然に包まれた山門を巡るコース。神秘的な竹林を抜けると桜や紅葉が鮮やかで、頂の展望台からは筑後平野を見下ろすことができます。
コースの流れ
八楽会のお城を見上げて出発し、神秘的な竹林を抜けると、桜や紅葉が鮮やかで筑後平野を見下ろす女山史跡森林公園展望台に到着します。さらに、神籠石の傍を下り清水寺へ向かうと、雪舟が造ったと云われる本坊庭園や、五百羅漢、三重塔など歴史文化が色濃く残る古刹が現れます。
自然と歴史文化に癒された後は、フィニッシュの「道の駅みやま」で買い物ができるのも楽しみのひとつ。
イチオシスポット
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神宿る竹林
女山史跡森林公園の遊歩道沿いに見られる竹林。その壮大な姿は見るものを圧倒し、日が差し込むと神々しい雰囲気。
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清水寺本坊庭園
室町時代の画僧・雪舟が中国で学んだ山水画の技法をいかして築いたといわれています。愛宕山を借景として取り入れており、心字池を中心に庭石の配置・植え込み・池にそそぐ緩と急の滝など、自然と人工の美が見事に調和した庭園です。
コースマップ
距離:11.5km/所要時間:4~5時間/難易度:中~上級
問い合わせ:0944-64-1523(みやま市商工観光課)/0944-63-3955((一社)みやま市観光協会)
スポット案内
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1.女山史跡森林公園・ 展望台
もっと見る女山史跡森林公園にある、古代のやぐらをイメージした展望台です。筑後平野と有明海を一望することができ、眼下には船小屋温泉郷、遠くには脊振山などを見ることができます。春は桜、秋には紅葉が美しく、四季折々の景色を楽しむことができます。
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2.女山神籠石
神籠石とは自然石や方形に加工した石を1列に並べ山腹を巡らせて山頂を囲む列石と、これに連なる谷間に切り石を積んで築いた石塁、水門からなる遺構のことです。女山神籠石は、立方体に加工された礫石が一部に自然石を混じえ、全長約3kmにわたって山頂を取り囲んでいたと考えられます。
スタート地点へのアクセス
01:福岡空港(地下鉄)→JR博多駅〈九州新幹線〉 → JR筑後船小屋駅 〈鹿児島本線〉 → JR瀬高駅
02:福岡空港(地下鉄)→JR博多駅〈快速・普通〉 → JR瀬高駅
03:佐賀空港(リムジンバス)→ JR瀬高駅 約40分
04:〈九州自動車道〉鳥栖I.C→みやま・柳川I.C
※事前申し込み予約制で「JR瀬高駅~八楽会(スタート地点)」、「道の駅みやま(フィニッシュ地点)~八楽会(スタート地点)」のタクシーの初乗り運賃補助(700円)を行っています。詳しくは下記リンクをご覧ください。
コース紹介動画
Column

【取材記事】九州オルレ みやま・清水山コース 歴史と自然がたっぷり。気分は古都旅行
竹林、庭園、五百羅漢に三重の塔。九州に居ながらにして、まるで京都に来たかのような旅が楽しめるのが「みやま・清水山コース」です。大雨の影響でコースは一時休止中ですが、現在は復旧作業が急ピッチで進められています。春は桜、秋は紅葉と見どころもたっぷり。道中は、たくさんのお地蔵さまが見守ってくれます。歴史と自然がたっぷりの「古都りっぷ」に出かけてみましょう。
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